「ショートショート 仕事」を含む小説

「台風」をお題として創作したショートショート集です。 ＊ 『風の子の思い出』 強い台風が近づく日の、ある家の父娘の様子を描いた話。 主人公の男性は仕事をしながら、ふと自分の…

　1923年9月1日は、関東大震災の日でした。ミキヒコは、防災研究所で仕事をしているマヤ、と口論になりました。その後、どうなったのか。ショートショートですが、よろしくお願いいたし…

レジ打ちやったことある人なら、あるあるだよね

これは常世執行人(とこよしっこうにん)になったばかりの新人であるコードネーム温羅(うら)、本名常夏麗花(とこなつれいか)のとある祭りの日の話

朝、いつものようにリモートワークのためＰＣを起動する私は、もう２ヶ月間休みをもらっていない。 土曜日も、日曜日もだ。 今日は午前中お休みをもらおう。 だって・・・

健太はいつも自分に自信がなく、周りからは「要領が悪い」と言われることが多かった。彼は何事にも慎重に考え、自分の意見を言い出すことができないでいた。 ある日、健太は道端で不思議な…

テレビ番組の仕事をしていた時、古い友人から連絡を受けた。 心霊番組を担当したせいか、呪いについて教えてほしいという。 友人は、息子を轢き逃げした犯人を呪おうとしていたのだ。

母の日、男は妻に花束を渡した。妻は自分ばかり悪いと遠慮したが、男は「自分も後でもらう」と答えた。父の日のことかと思われたが、そうではないらしい。夕方になると、男は仕事に出かけた。

今日は彼氏とデートの日。仕事もなんとか定時で終わらせて、いざ待ち合わせ場所へ。 でもアイツの姿はどこにもない。 まぁどうせアイツのコトだから、時間を間違えたりしたんだろう。 だ…

『成仏師』 それが私の仕事だ。 成仏師とは名前の通り、この世に未練がある死者を成仏させることが仕事だ。 死者を相手にしているのだから、もちろん私は“彼等”のことが視える。

異世界転生や異世界ファンタジーでよくある設定の「～～歳になるとスキルやギフトや職業を貰える話」を疑問に思ったので書きました。 そういう世界ならこんな事もあるんじゃないかな～と。

俺は超A級の腕を持つビームライフルのスナイパー。崩壊した植民星を脱出した宇宙移民船に乗っている。なぜ俺が500人の選抜乗組員の一人に選ばれたのか…ついにそれを知る時が来た。 俺の…

曽根宮くんはタダの会社員。 社会の厳しさに触れて日々お疲れの曽根宮くんは、疲れ切った体を引きずって、今日も会社に出勤するのだが。 どうやら、通勤の道すがらに気になるモノがあるよ…

　ラナ、リョウ、ルカ、レイ、ロマンは、二十代の女性トラックドライバー。 実家の花屋の手伝いで、ラナがルカの両親のスナックにお祝い花を届けたことがきっかけで、五人のつき合いが始まる…

世界一短い小説（と思われます。もっと短いものあれば教えてください） 「ショートショートショートショート」４行完結100文字以内完結小説の第８集です。 １話　普段使うあいさつって…

男は仕事終わりに急に飲みたい気持ちになって、バーに行くことにした。普段は行かない店に行ってみようと初めての店に入ると、見知らぬ老人が一人で飲んでいた。 「隣、よろしいですか？」…

「おはようございます」とあいさつすれば「こんばんは」と返ってくる。 「お疲れ様」とあいさつすると「元気野郎」と返ってくる。

あの店が「子」だらけになるまでのすべて――。 ※この小品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　https://tmykinoue.hatenablo…

歩行もままならないくらいの発熱で僕は会社を休む羽目になってしまう。途中の仕事を同期の市井さんに任せ、妻の帰りを待ちながら、ソファーで寝てしまった。お昼に起きると妻が一時的に帰って…