「怪談・ホラー」を含む小説

明治の中頃。明治政府の近代化政策とは裏腹に、貧しい庶民は昔から変わらぬ生活を抜け出せていなかった。寒村に住む少女、民子は、女衒に連れられ東京に向かう途中、吹雪に遭い、山小屋に閉じ…

昔住んでいた忌々しい一軒家の話。 犀川ようさんの自主企画 さいかわサマーダッシュに向けて書かせていただきました。 【宣伝】普段は家系以外の実話怪談なんかも書いております。そち…

「──事故や人死になど、なんらかの心理的瑕疵のある物件は、物件説明の義務が生じます。それがどんなに伝えずらい内容であっても、必ず告知事項として重要事項説明書に記載しなければなりま…

　得体の知れない四十四の怪異を綴った短編怪談集です。基本的に『夜行奇談』と同じコンセプトですが、前作であったいくつかの反省点を踏まえ、今回は ・読みやすいように各話とも短くまとめ…

最長１分で読み切れる怪談短編集。どこから読んでもオッケー。

この前見た夢をそこそこ忠実に再現しました。バイト先にある、気持ち悪いエレベーターの話です。

X(旧Twitter)に投稿したホラー140字小説をまとめます。 心霊、人怖などジャンル問わず全部盛りです。

要するに普通の実話怪談です。 日本で集めた怪談を載せています。国内怪談に飽きてしまった方はぜひ『海の向こうの怪異録』へ。

不思議な話やちょっとした怪談をたまに追加していこうと思います。ホラーエッセイに近いかも。すべて一話完結のオムニバスです。

短編連作／1エピソード10分程度で読めます ＝＝＝＝＝ 《先生》と呼ばれる私は、さまざまな人から、不可思議で不吉なできごと――禍事（まがごと）を蒐集している。 地下鉄のなか…

「世の中には、知らないほうがいいこともある」 　そう言って父親が死んだ。 　遺品のノートに記されていたのは、父親が若いころ、夜の山の中で遭遇した不可解な出来事だった。 　私はノ…

全身トリハダ実話怪談　待望の第3弾！！ 僕が新聞を配達するため訪れた新築マンションでの恐怖体験です。早朝のエントランスに生首が笑顔で近寄ってきます。僕は腰が抜け立ち上がることがで…

某地方の山奥にある九郷女学園には、六歳で学園に入学してきた生徒が十二歳のお姉様と疑似的な姉妹の契りを結んで同じ部屋に暮らす姉妹制度があった。 天涯孤独の八千代は、才色兼備の七鳴を…

わたしは おまえらを ケッシテ 「ユルサナイ……」 もうすぐ夜が来る、それは黄昏れが部屋を射す初夏、ある日の出来事だった。

【あらすじ】（結末まで） 　中学１年の勇矢は、第六感を持つことで孤立していた友人、玲士のことをちゃんと理解したいと考え、怪異体験できる施設に向かう。 　施設には玲士も一緒に来てく…

どこにでもいる普通の大学生、白川蓮には悩みが二つあった。 まず一つは同じ大学に通う女、佐山御子が最近自分を付きまとっていること。そしてもう一つは──自宅のアパートで起きる謎の怪奇…

特別でも何でもない人々の、様々なお話を自由に書き連ねています。