「夢を見ない」を含む小説

供養を兼ねたゆめにっきのようなもの。 ●1話完結。 ●実際に見た夢をベースに脚色を加えています。 ●場面転換が急すぎて覚えていないところは【中略】としております。

海に囲まれた ”継国” と呼ばれる小さな島には 長く生きることのできない人たちが暮らしている。 平均寿命はおよそ１６歳。 この国で最年長とされる継国一族現当主ですら ２８…

自己嫌悪に満ちた私など、愛されるはずもないのでしょうが。それでも貴方からの「それ」は愛だと思っておりました。 隣人愛と称したその歪な憎しみに、耐えられるほどの骨格など私は持ち合わ…

　夢で見た……――未来の世界は、魔王に支配されているらしい。 　その魔王は成体であり、つまり現在の魔王は幼体だと言える―― 　今しか魔王を討伐するチャンスはない。 　なんの力も…

　幸せになりたいと、思ったことないのだが。 　最近ひどい、この肩こりをなんとかできないのだろうか。 　フリーのカメラマンである野上 明史(のうえ あきふみ)は、仕事で訪れていた…

「道路で血を流して倒れている自分」の夢を見た。女子高生「七瀬風花」には、不幸な未来を夢で見ることができる特別な能力「予告編」がある。 絶対不可避の未来を回避するため、妙に勘が鋭…

朝起きたら、母さんがブタに変身していた。 「ブ、ブタ！」 「何よ、出し抜けに失礼ね」 僕は悪い夢を見ていると思い、もう一度寝ようと階段を上りかけると、母ブタは器用に豚足で僕のシャ…

那智風太郎様の自主企画、「月」がお題の作品として公開しております。 この作品は、『日々の思い。』の中に書いたものです。この度、「月の作品として出しませんか」との要望を受け、そこ…

勇者たちが異世界に魔王を追放してから千年。 世界には再び闇の気配が漂い始めていた。 〈先読みの聖女〉である17歳の少女リーネは、双子の姉レーナと共に、センタリア王国にある〈聖女…

夏瀬夢。高校2年生。 名前に夢と入っているのに、人生で夢を見たことがない。しかし、それは偶然ではなく、必然であったのだ───

巷では連日、ある事件が世間を賑わせていた。 連続猟奇殺人。 被害範囲も次第に広がり、一連の加害者が複数犯なのか、別の模造犯なのかさえ分からない。 依然として捕まらない犯人に、街行…

夢を見ている”わたし”が砂漠の街で、案内人をするお話です。

明け方の。 起きる前の数時間。 僕は夢を見ます。 結構。 覚えています。 多分。 浅い睡眠だから。 記憶されているのだと思います。 今回は。 今朝、見た夢の話をしようと…

腐女神様の指名で若き日のBLをハッピーエンドに導くため、異世界と現世をタイムリープしながら行ったり来たりする話 　学生時代、若気の至りで同性を好きになった男子。同じく若気の至…

夫と息子の三人家族。平和な生活、順風満帆な家庭。息子の生物や絵本の興味に将来は学者か、大学院かと夢を見ていた日々。だが、息子には秘密の『たからもの』があった。私はそれを見たことか…

今年の夏はおじいちゃんの家で過ごした東京の少年、一輝。夏の終わり、一輝はある夢を見て…

　少年は夢を見る。 　学校の屋上で女生徒に告白する夢を。 　一世一代の大勝負。しかしその勝負は負けという形であっけなく幕を閉じた。 　そんな夢を彼は毎日見ていた。 　来る日も来…

夢で見た奇妙な話を書いていくだけ。 気になったタイトルを読んでいただければと思います。 どこから読んでも大丈夫です。 夢を覚えていたら書きます。 不定期連載です。