「ない ファンタジー」を含む小説

　Morphospecta記述士選考会。14歳の少年ハルツキは、最終試験に挑んでいた。人体がガラス化し、内部が溶解するという前例のない死体が発見され、その凍結が試験課題として与え…

聖騎士となる最終試験に落ちた少女ロディは、在籍年数の上限となり卒業となった。 　仕方が無いので民間のギルドにお世話になろうとするも中々採用が決まらない。 　というのも冒険者隆盛期…

フィルリーネは美しく聡明で芸術に秀でた、大国グングナルドの王女である。 十六の誕生日に隣国王弟ルヴィアーレと婚約の儀式を行う。そのための準備としてルヴィアーレがグングナルド国に滞…

『むかしむかし、地上に神様がまだいらっしゃったころ、海の真ん中に小さな島がありました。 　その島には六人のお姫様が暮らしていて、そのうつくしい島を司っていたそうです。』 　…

月島絵里（つきしま　えり）は、仕事の帰り道、駅ビルにあるお花屋さんで鈴蘭を見た。 きれいだな、と、思った。 もうそんな季節か、とも、思った。 一歩を踏み出したとき、彼女は森の中…

アカネとグレが屋根の上で、修哉について語り合いをします。 ナイトステップ続編、第1,5弾の2/2編。 時系列としては、「ナイトステップ」と「幸せっていう怪物」のあいだのお話です…

　朱鷺愛理（ときあいり）は、年の割に達観している節がある小学生だった。周りの小学生と遊んでいても、いつも何か物足りなさを感じていた。それが何なのかわからず、もやもやとした毎日を送…

辺境の木こりのユシアは勇者選定の儀で勇者に選ばれなかったものの その夜自分の体に『勇者の証』があるのを見つけてしまう。 え、これどうしよう

ああ、これはきっと幻だ。あたたかくて、しあわせに包まれたひどく儚い幻―― ああ、これは絶対に夢だ。こんなことがあっていいはずがない。何で俺だけ―― 時に“愛”というものは流るゝ…

「貴方の魔王を呼び覚ますために六人の王子が集まった。 　六人の王子は貴方に、必要不可欠であるそれぞれを手渡すであろう。 　貴方はそれを、各々の王子と向かい合ったそのときに受け取…

勇者アルバートは、魔王討伐に出発する前日、勇者の力と彼の愛する3人の女性を、チームの一員である賢者マックスに奪われてしまう。失意のまま流浪する彼は、しかし、新たな力に覚醒、神獣の…

　最悪な人生だった。 　それ以外に、言いようのない人生が終わった。 　私は高校一年生の冬に、死んだ。 　そして──── 　転生の女神と出会い、異世界に転生する。 …

「お題で執筆!! 短編創作フェス　４週目「帰る」」の為に書きました。ファンタジー要素はあまりない異世界もの？です。

【カクヨムコン10参加作品】 ※プロローグがあります！見落とし注意！ 何の変哲もない普通の14歳、斎藤結衣菜はある日突然、異世界ツーランデレンヴェルトに飛ばされてしまう。 元の…

はじめましての人、初めまして。 お久しぶりの人、お久しぶりです。 久々に長編小説（になる予定）に挑戦です。 たぶん、終わったら反省会です。 でも、始めないと反省会もないの…

高級ブランドに身を包んだ美しい女・明美。 その優雅な微笑みの裏に潜む、戦恐怖の真実。 人々は段々と姿を消し、美しい花となって咲き誇る。 彼女の庭園に一度足を踏み入れたら、もう後は…

『昨日未明。富士山が突然真っ二つになりました』というニュースが日本中を騒がせた。僕たちが異世界から連れてきたのは、とんでもない化け物だった――――― 天ヶ瀬よぞらは異世界と…

「お腹が減った……」 誰もやりたがらない9番隊隊長を、お腹が減ったから早く帰りたいという理由だけで、やることにしたピスティ。 みんなが嫌煙する理由は、9番隊隊長の仕事は、ある問題…

【前のあらすじがかつてないほど不評だったので変更しました】 異世界に転生した元警備員のトモは、軽い気持ちで冒険者になってみた。 しかしそこは魔王城のすぐ傍にある『終盤の街』で、…

文明の象徴が『剣と魔法』から『銃と科学』へと移り、政治の主役が王から民へと変わりゆく時代。 古い大国より独立間もない小国ヴィルキシアにて、多くの若者たちが祖国を守るべく、軍に身を…