魅惑スキルは正しく使ったつもりだったけど

勇者アルバートは、魔王討伐に出発する前日、勇者の力と彼の愛する3人の女性を、チームの一員である賢者マックスに奪われてしまう。失意のまま流浪する彼は、しかし、新たな力に覚醒、神獣の血を引く獣耳超絶美少女達と出会い、結ばれ、マックスと彼に味方した者達にざまあして、復讐する・・・、というファンタジー小説のマックス・プランクに転生したことに気が付いた主人公。破滅エンドを回避するため、勇者を助ける人生を選ぶことにして、自分の持つ魅惑と強奪のスキルをそのために使うことにした。勇者と彼と相思相愛の3人の女性との恋の橋渡しを務めるは、魔王討伐に協力。全ては上手く進んだはずだったが、設定が変わってしまった結果、マックスは善人そのものの勇者の行動に翻弄されることになり・・・「美人だけど、俺の好みではないよー。」と叫ぶことになって・・・。