「君へ」を含む小説

自分のことを憎いと思っている少年。 君のことが好きだが自分との差を感じていた。 君をいつも見ていたがどうにもならない。 あなたに贈る自分と君の関係を語るどこかしらの物語。

これはなんてことない少女たちの、最後の過ごし方。 きっと彼女たちにとって、これはとても素敵な終わりだったでしょう。

〈月花の神子〉。それは、月の天女の祝福を受け、常永久（とことわ）の命を持つ者。 その血の一滴で、傷が癒える。その血を飲めば――不死と安寧が授けられる。 けれど、代わりに呪われる…

大正期の女学校にて。 卒業を数日後に控えたある日、葵代(きよ)の元に差出人不明の手紙が届く。 送り主はいったい誰なのか。そして、手紙に秘められた想いとは。 ※※※百合(GL、ガー…

嘘や偽りがテーマの恋愛短編集 彼氏や彼女、好きな人、片想いの人に偽ったことありませんか？

大楠家に執事として仕えている本郷脩矢。 ある日の晩、屋敷の隅にある大きなガラス窓の前で見たことのない使用人と出逢う。 美しいと見惚れた彼は、何者だったのだろう。 身分差BL。

「君を愛することはできない」 確かにそう言ったはずの竜騎士アランは、深夜になると訓練を抜け出して妻ミーシャのもとを訪れた。 夜間飛行の訓練中に自分の家へ寄り道したのだ。 アランは…

『君にこの胸の高鳴りを』の続編です。 主人公、矢崎優馬が、大学卒業後の社会人になった後の葛藤を描いています。

　悠介は幼馴染の琴乃葉が好きだった。でも悠介の友達である大智もまた、琴乃葉を思っていた。 　琴乃葉の想いはどこへ−、主人公はある決断に至る。 　あとは背中を押してあげるだけ−

幼馴染の美しき中将に仕える主人公・弁の命婦は、心ひそかに彼を慕う。けれどそんなことはつゆしらず、中将は彼女に他の女君への手引きを頼み――。平安時代の宮廷を舞台にした悲しい恋の物語。

「ラーニー・コルボーン！　俺は君との婚約を破棄する」伯爵令嬢ラーニーは婚約者カーティスに手を焼いていたので、婚約破棄自体はべつにかまわなかった。慰謝料で魔道具ラボが作れるかなと胸…

　「不正」　　　　多摩川　健　　 　　　　　あらすじ　 　　　　　　　　　 　　　　 　母が進む左手は急な昇りにかかっている。雪肌の所々で泥水が跳ねる。………息が切れる。…

夏祭りから始まる物語。 幼馴染関係にあるふたりは、長い年月をかけて共に暮らすようになる。 様々な苦難がありながらも、一緒に暮らし幸せになれるふたり。 先に旅立ってしまう彼女と、終…

希少な犬を手に入れた女性の話です。 改題しました。

こうはなるな、若者よ頑張れ！という思いで書きました。寿命で死ぬまで長いのですから、誰かに届いて生きた証を残せたなら幸いです。 字数間違いにより言い回し変更 大増税→増税か 愚か…

存在は知っているのに出会えない。 でも、何故か懐かしくて会いたくなる。 手が届きそうで届かない そんな男女の物語