「短編（？）」を含む小説

ある少女、天下井こいし。 ある日、火事で家族を無くす ある少年、右門優。 ある日、火事の現場で少女を助ける これは、家族と記憶、邂逅の物語―――。

年に一度の「今年の一文字」を託されたのは、まさかの新人僧侶。 何を書けばいいのか、誰にも教えてもらえないまま本番は迫る。 仲間を巻き込み迷走しつつも、一文字に込める『何か』を探し…

『ふっ、フィフスを倒したか……。しかし！　奴は四天王の中でも最弱！！』 ……って、魔王様酷くない！？？ 　四天王って…… 　四天王って…… 　何か扱い悪くない？？ …

AIに質問攻めされるたね。
上司を呼ぼうとしても、AIは「私しかおりません」の一点張り。
個人事業主みたいなAIとたねの、終わらない掛け合いコメディ。

この”パイプライン”は、人でなしが作った悪趣味なゲームのようだ。もしくは地獄のような、何かの罪を清算する場所なのかもしれない。繰り返される”参加者”達の死を眺めながら、そんな事を…

朝斗は戦慄した。日常がループしている。原因は？　条件は？　解決策は？ 朝斗はループを抜け出そうとするうちに、自分の気持に気がつき……そして驚愕の真実が明かされる。

神話の時代、人類は天上にまで届く巨大な塔を建築した。 「オラの塔(羅：Migdal Olah)」あるいは「捧げものの塔」と呼ばれるこの巨大建造物は、いわば神をも畏れぬ傲慢さが形を…

曰くその森は、夏の呪いであるらしい

――「お疲れ様～」 それは、彼女にとって呪いの言葉になった。 人気俳優・佐藤あかり。 撮影の合間にカクヨムで小説を読むのが日課。 ある日、大好きな作家の新作を開いた彼女は驚く。 …

突然施行が始まった。 消費税TS％。 それは消費税を支払うか、TSするか選ぶというものだった。 ニュースを一緒に見ていた腐れ縁の幼馴染。 彼に、税抜きのコンドーム代を渡されて…

何度も傘を盗まれてきた俺は、使用済みのワラ人形をほぐして傘に縫いこみ、釘で持ち手に呪いを刻んだ。 その他、思いつく限りの改造をほどこしたこの傘を。 できるものなら、盗んでみろよ！

弱者女性と理解ある彼くんの全力恋愛！※暴力あり

我妻勇一は東京の暮らしに馴染めず、仕事でも失敗が続いて落ち込む日々。 その日の朝、職場に向かう途中で勇一は足を止めてしまった。 途方に暮れて空を見上げていた勇一に女性の声がかけら…

たまたま、殺人事件を見てしまった主人公。その犯人は、友人に見えた。そんなわけはない、よね？ ミステリーがメインの、ホラーミステリーです。

「磯貝雲峰」(いそがいうんぽう)という新島襄の門下生であった詩人・研究者を題材にした短編小説です。 短い作品で、どなた様にもおすすめです。

学級委員長である私⸺不二(ふじ)は、いつもいつも言うことを聞かないギャル橘(たちばな)さんに怒り心頭だった。 だから腹いせに……というのを口実に、ずっと嗅いでみたかった彼女の体操…

人間の記憶を食べられる猫は、やはり本質的に猫であった。 記憶を食べるまでは書きません。 ただ、猫（特殊個体）から見た猫生を少し書きました。

事故で意識不明の重体となった彼女は、永遠の檻で彼と出会い惹かれる。彼はイマジナリーラバーだった。 カクヨムコンテスト11【短編】参加作品。

たちがここカクヨムで書き続けていくために何が必要か？それは―― 体力だーーーーっ！気合いだ！気合いだ！気合いだ！気合いだーーーーっ！ 運動をしないではいられない身体のアラフィフ…

拙作『いまそれやるの』『いまはここにいない君へ』『おとのはなし』からの4編に書き下ろし1編を加えた、筆者の学生時代の思い出を中心に描く短編エッセイ集です。