「短編+- 鳥」を含む小説

わたしには自由がない。 両足を腕を身体全体を覆い尽くすように冷たく硬い感情のない鎖が絡みついている。 感情のない鎖は日ごと私を締め上げて苦しめている。 抑圧と渇望と。翼を煌めかせ…

〈降臨祭〉の夜、〈大神官〉エレミヤは、近衛隊長ネブザラダンに愛を告白される。〈大神官〉は人と交わることを禁じられていたが、エレミヤもまた彼を愛していた。それこそ、〝エレミヤ〟にな…

主人公・水乃真白が自分の生活圏内で、鳥の看取ったり、女の子と仲良くなったり、りすを成仏させたり、星と語ったり、過去を振り返ったりする、変な日常を綴るお話。 「変な日常？そ…

ほぼ、実話。ちょっとフィクション。

彼女にプレゼントを買うため、地元の映画館でアルバイトをするボク。その古びた映画館の館長は、生涯独身のおじいさん。ボクの目からみた、せつない日常のひとコマ。 ※外部企画なので、レ…

日本模鳥の会。宇宙発電所が出来て、日本の空から野鳥が消えた頃に組織された環境省の特務機関だ。主に鳥類に特化した自然環境保護を目的としたやたらと高圧的な部局で、僕の素性を確かめもせ…

火事によって家族を失った少女・巡（じゅん）が受ける、心の傷と呪いの物語。

とある鳥に出会った四人の物語

大国のかざす正義によって蹂躙された砂漠の国。 トードリリー。歌えない鳥と青年の出会いは、二人の未来にどんな分岐を齎すのか。

八重子はある日気づくと見知らぬ豪奢な部屋にいた。 それからそれから……という短編。 リナさんさんの作品「乙女ゲー世界で異種恋愛」の世界観を土台にお借りして書かせていただいた二次創…

「やぁ、お待たせしたね。私はジョシュ。貴方達をどこまででも運ぶ、銀河の燕です」 ジョシュに思い出を支払えば、どんな場所にでも連れて行ってくれる。 その日、ジョシュが背に乗せたのは…

『魔法使い』バロック・スターゲイザーによる《大人災》より幾百年。 　滅びゆく世界を巡る『運送屋』の俺は、全身機械仕掛けの『何でも屋』シスルと変わらない日々を過ごす。 　幼馴染でト…

読み切り短編童話をお楽しみください。