「SF」を含む小説

【あらすじ】 人々が歩く道を照らす“陽”と“月” そして“陽”と“月”が大きく照らすは勇者への“ウイッチ” これは陽と月の勇者ラウル・ラルロルグが 自由な横行と強者との戦闘を…

「カクヨムコンテスト10中間選考突破感謝です!!」 あらゆる病や障害を克服した2030年。しかし、唯一治せない病があった。その病を患うからこそ、望む誰もが普通になれる社会におい…

深刻な大気汚染と、環境破壊にさらされた人類は、“ポッド”と呼ばれる隔離施設に移住した。そこでは、食事、睡眠、そして生殖など、あらゆる自由が制限されており、死ぬまで外の世界を見るこ…

ウサギだらけの世界で、「僕」はユミナと一緒に生活していた。 二人は「古典派」だから、非合理で、非効率で、野蛮なものを好んでいる。 取り分け愛や恋は浪費ばかりで、それゆえ「僕」とユ…

あらゆる病気や障害を克服した2030年。望めば誰もが普通になれる社会において、普通の外で藻掻くしかできなかった少年……とある未来の弱者の物語。ほぼ現代劇近未来SF✕人間ドラマ。 …

　遥か未来。長寿を手に入れた人類は、人生のほとんどを老人として過ごさなければならなくなってしまった。そんな悲劇を嘆いた人類は、進化の過程で自らを後退させ、何度も若返るという生体機…

カクヨムコンテスト11短編・応募作品。 カクコン10短編、中間選考突破作品。 カクヨムSF短編部門・年間1位(2025/12/01現在)。 二十歳の引きこもりエスパー・梓由美…

　創作してると、日々色んなネタや使いたいセリフとかは思いつくものですよね。 　思いついたはいいけど、まだ小説にできるほど煮詰まってはいない、そんなネタをエッセイ形式で置いておきま…

その楽園は、罪の味がした。 2048年、超知能AI「W.I.Z.」が約束した争いのない世界。天才プログラマー・赤城明は、シアンの光が照らす街で、六年前の炎の記憶に焼かれていた。 …

右膝の怪我でバレーを諦めた高校三年生・田中莉緒は、観客がダンサーの感覚を共有できるという実験的なダンス公演のチケットをもらう。皮膚電位同期スーツを身にまとい客席に座った彼女は、舞…

サボテンと人間の奇妙な共生。ロールカーテンで区切られたワンルームマンション。サボテンは鏡を認識し、キーボードに「✕」を打ち込む。 ▶同位相（位相座標P1）観測理由：散乱土が特異事…

　二〇四八年。量子コンピュータが実現させたのは、並行世界の「もう一人の自分」との出会いだった。 　孤独に苦しむプログラマー・結城ユイは、量子自己接続プロトコル（QSP）を通じて…

性転換 × 四肢欠損 × 現代ディストピア 　——なぜか男性が多く生まれるようになった架空の現代ニホン。 　１８歳になった全ての女性達は、出産のため家庭に入ることを義務付けられ…

かつて赤く汚染された空の下、最強の空兵として戦うヨウと自立思考兵器である竜の素体ミオ、二人は終わる世界の中で共に戦っていた。 愛を誓い、結婚をし、いつまでも一緒に生きていこうと誓…

この小説は、トイレで読む、トイレのためのトイレ小説です。 トイレでする小さいのと大きいのに合わせて、1分程度で読める小さいお話と5分程度で読める大きいお話が詰まっている短編集です…

戦闘以外のコンタクトが不能な、生命体かどうかすら定かではない巨大人型構造物群『虚人』との戦闘は、最終局面を迎えていた…… 七千文字強のスペースオペラ系？　短編です。AIがヒロイン…

　グレート・パーゲイション（大浄化）と呼ばれる巨大な隕石の衝突。 　それによって地表の文明は崩壊の一歩手前まで追い込まれ、人類は地表を見捨てて宇宙へ進出する。 　一方、隕石衝突…

宇宙の深層に走ったわずかな“傷”。 それは世界の秩序を根底から揺るがす《崩壊の起点》だった。 名もなき欠損は痛みによって形を持ち、 やがて《記憶喰らい》へと変貌し、 曼荼羅の層を…

《ある男の証言》 ログを再生――。 　ああ。ドラッグをキメたサイバーパンクのオッサンが瞳孔ガン開きで言ってきたんだ。お前は、獣人間を見たことがあるか？　体がゼラチンで出来てるゼ…

　あの日、あの空で、白いカラスに若鳥は喰われた—— 　20X2年——AIの軍事攻撃使用を禁止する国際法を、某国は反故にした。彼らは瞬く間に周辺国を占拠・支配し、世界は第四次…