★
0
概要
観客の膝が跳ぶ、皮膚のアンサンブル
右膝の怪我でバレーを諦めた高校三年生・田中莉緒は、観客がダンサーの感覚を共有できるという実験的なダンス公演のチケットをもらう。皮膚電位同期スーツを身にまとい客席に座った彼女は、舞台上のダンサー・紗耶と、その身体を撮り続ける写真家・玲子の踊りを、他の観客たちとともに同じ膝で体験する。記録される跳躍と、写真にもログにも残らない揺らぎ。身体は誰のものなのか、共有と所有のあいだで揺れる一夜の物語。
本作品はTALESに投稿後、改稿されたものとなります。
本作品はTALESに投稿後、改稿されたものとなります。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?