「わからぬ」を含む小説

人はいつ、どこでどうなるかわからない。 表と裏が必ずある 世の中は表裏一体で そして生きている今には答えはなく、自分で決めるもの みなもがきながら自分なりに生きていく 現実世…

バカ高い本棚から本を探す司書。 ライブラリクライマーの主人公は今日も大忙し。 ある日やってきた女の子の本を探し始めるが……！？ ↓前回の投稿↓ 『3650倍速で１日が過ぎさ…

朝、私の勉強机に男の人が座っていた。 男は一ヶ月前に天使になったばかりだそうだ。 自分の個人情報しかわからない私に、天使は「記憶を取り戻せるかも」と、対話を提案した。 長い、長い…

ひとりでに動く不思議な小舟の物語です。 誰かの思い出を乗せてどこかの水辺を往く、そんな物語です。 これを読んだ方の思い出の片隅にでも乗せてもらえたなら幸いです。

「父ちゃんがなんとかしてやる」というのが父の口癖だった。母は父親のわからない娘をふたりも産んでおいて、それをほかの男に押しつけて逃げるような女で、わたしと妹はそれ以来、血の繋がら…

オカルトや超常現象を全く信じない、 自称一般的な男子高校生、大智は理由もわからず転生し、 異世界に来たかと思えば、豪勢な城を持つ王家の王子に！？ どうやら転生したのは自分だけでは…

「飾り者シリーズ」 ・「飾り者たちに革命を」 ・「ほたるの髪飾り」 ・「飾らない私の日々」 の3作品で構成していく物語。過去、現在、未来のごちゃ混ぜストーリーです。 紹介文は定…

きっと、ずっと、僕は今、目の前にいるひとのことが大好きで、でもそれを恋愛感情だとか一言で言い表せるようなものにはしたくなくて。 なんだろう。よくわからないんだよね。やっぱり。 雨…

　私は、なぜか知らないところをバスで移動していた。 　たどり着く先には何があるのかわからない。 　記憶がないのかよくわからない。 　日が落ちたころに目的地に着いた。送ってくれた軍…

転生した。名前は織田吉法師。時は戦国時代。何時頭角を現して来るかもわからない織田信長の存在がある。彼はその存在に怯え、なんとしてでも織田信長の台頭を食い止めようと努力する毎日だっ…

西暦2999年、日本で、いや地球全体では魔術が日常的なものになっていた。 科学による研究では法則がわからない未知の力『魔術』は、人々の生活をより発展させるはずだった。 しかし、『…

田舎の夜の帰り道。 見えない恐怖は帰り道を阻む。

普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。 右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸…

この世界で今一番恐れられている病気は？ がん？心臓病？いいえ『寄病』です。 とある一種の寄生虫により爆発的に広まった寄病。症状は患者ごとに違うから対処法なんて出来ない。どんなに…

とある事情で学園一とも名高い同級生の女の子に嘘の告白をすることになった月見里義之。 無事玉砕し、いつものかわりばえのしない日常が続くと思ったら、非日常がこんにちは。 頭上の辺りに…

（読切中編小説） 　皆本悠二と、平愛美と天本祈里（あまもといのり）は同じ吹奏楽部の２年生として全国大会の一つ手前の大会出場を決めていた。そんな「３人」が合宿帰りのバスで大事故に巻…

ドラゴンになりたい。そう願うもののお話。 リザードマンの少年、ツナロアは一度死にかけた。 そのころ、ある男は酔いつぶれて意識を失った。 目が覚めると、ツナロアの中に男の意識…

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

いつの間にか地球上でひとりぼっちになってしまった博士は、寂しさのあまり人工知能の少女・アイを作った。 アイは好奇心旺盛な可愛い女の子で、二人は楽しく暮らしていた。 ある日、アイが…

「初めて会ったときからずっと好きでした！僕と・・・付き合ってください！」 　 「ごめんなさい。私、碓氷くんのことよく知らなくて・・・」 碓氷優雅（うすいゆうが）はクラスのマド…