「この人は」を含む小説

※これを書く直前、作者は夏目漱石の作品を読みました。影響を受けやすい作者です。ああ、この人漱石好きなんだなぁ、という温かい目でご覧になってあげてください。

「突撃！　隣の夜御飯ー！」 　午後九時に、突然その女性はやってきた。今の発言内容と同じ文字がでかでかと書かれたプラカードを両手で持っており、何かが入ったビニール袋を右手で挟んでい…

　幼馴染のくるみは、よく僕の家に来る。「貞操観念？知らない」と言わんばかりの態度のくるみだが、僕の理性は意地で耐えきっている。 　――ちなみに、今日くるみはびしょ濡れで我が家を襲…

あまりに性に対してだらしな…いや、奔放な「その人」に、恋愛感情なんて。 いや、これは恋とかそういう類のことじゃなくて、放っておけないだけで。

全9話。 主人公…幼少期から脳に異常があり、他者を通してしか自分を認識することができない。自分の命と市民の安全を守るために多くの命を奪っており、その結果神経がこわれて笑顔以外の…

きちんとゴミの分別ができていないゴミ箱を見つけると、気になる主人公。 早朝の誰もいないオフィスで密かにゴミ箱をあさる事が止められない。 真面目。几帳面。正しい事を選び正義感がある…

あの人もこの人も、誕生日かもしれないですね。

＞ドンガラぐじゃドガ、ガッシャーン！！ドコっつ！ う、うげ、げろげろーげー 腹に蹴り一発で男は中を飛び、部屋の反対側にあったテーブルとその上のご馳走などを破壊ぶちまけながら凄い…

夕焼けの放課後、"タルトさん"は手紙をこちらに差し出した。 誰から？　と聞いても彼女は「はて？」と答えるだけ。 私は思った。この人はきっととてつもなくアホなのだろう、と。 彼女…

極貧の限界集落。ナザレ村。 そこの底辺労働者が神に選ばれた。 ナザレのイエスと呼ばれる男。大工（テクトーン）だ。 それはローマでは最底辺の労働者を意味している言葉。 しかも、３０…

俺には小さい頃からずっと仲良くしてきた幼馴染がいる。 もちろん両思いの恋人……になれたら良かったのだが、未だに告白はできていない。 そんな彼女の様子が近頃おかしい。 気になって…

少し先の日本。大手企業である｢零一エンタープライズ｣が人間そっくりなアンドロイドによる社会貢献が様々に行われていた。この物語は、とある売れないラノベ作家の元に送られた一体の女性ア…

　入学式の日。 　新高校1年生の俺、西条幹康（さいじょうみきやす）は、昔仲の良かった幼馴染と再会するこの日を待ち望んでいた。 　3年ぶりの再会だ。さぞかし、美しい少女に成長してい…

みんな。ちょっと聞いてくれ。 田舎から出てきて冒険者になった俺は、Ａ級チームから追放されたばかりのお荷物を押しつけられたんだ。 言葉も通じない相手で、どうしたら良いんだと思って…

1582年、エリザベス女王統治下のロンドン。 13歳のライラはある日、イングランド国教会に誘拐されそうになる。偶然助けてくれたのは、劇作家を目指す18歳のウィリアム・シェイクス…

普段はショートショートや短編、スイッチ入ると長編を書く筆者。昨年あるトラブルに巻き込まれ、警察へ相談する羽目になりながらも短編部門は二作が一時選考通過。 その後スランプに陥るもの…

太平洋戦争を舞台とした世界観の小説「戦艦近江（仮）」の外伝として本編と全く違ったコミカルで書いたのがこの「破天荒な司令官」シリーズになります。（ちなみに修正点が多いので「戦艦近江…

♪♪♪ようこそ　人目の夢見るお姫様♪♪♪ ↑ｷﾘ番踏み逃げ禁止。報告はコメントまで。 管理人）本山らのさん、活動二周年おめでとうございます！！！！！ 本山らの）ありがとうござ…

この人はこんなふうに、いつだってやすやすと真実に触れてしまえた。無造作に、無自覚に。

［一話完結：9,700文字］ 自分のことが好きじゃない――、そんな女の子が自分の魅力に気付いて、すると、色々なものが輝きだして、「すべて」が違って見えた――。そんな女の子の気持…