「見えない 短編」を含む小説

今日の私はどうもおかしい。疲労が溜まったこの体を何とか前へと運ぶ。先の見えないどこかへ私は歩き続けることにした。

深夜バイトの帰り道。マスク越しにも感じた香りで、私は立ち止まった。 KAC2023、４つ目のお題「深夜の散歩で起きた出来事」参加。

ある男と、3人の奴隷の物語。 2人の少女と少年は、物質を生み出す能力を持つ。しかし3人目の少女に特別な力はなさそうだ。 話の中で見えてくる男の願いの真実、3人目の少女の謎と掴んだ…

『生きた探査機』Ｘの視界を通して、今日も「私」は『異界』を観測する。 普段通り、何一つ問題のない試行――に、なるはずだったのだ。 『異界』。ここではないいずこか、無数に存在し得…

ビルの30階の外に見えたイケメン君に一目惚れした楠千里子。恋愛の経験のない彼女は、何故か優しくしてくれる彼に疑問を持ちながらも甘やかされる事に葛藤してしまう。果たして、彼女は王子…

Ｘが降り立ったのは、一面パステルカラーの『異界』だった。 『異界』。ここではないいずこか、無数に存在し得るといわれる並行世界。 未知の世界を観測すべく選ばれたのは、刑の執行を待…

母の形見のテディベア。そこに隠されていたもの。

その『異界』は、懐かしい古本屋を思わせた。 『異界』。ここではないいずこか、無数に存在し得るといわれる並行世界。 未知の世界を観測すべく選ばれたのは、刑の執行を待つ死刑囚Ｘであ…

ある日、駅前にあった大型の本屋『尾張国屋』が跡形もなく消えてしまっていた。毎日のように、本屋に通っていた太郎は、大きな衝撃を受けるとともに、消えてしまった原因を探りたくなった。い…

故郷を追われた名もない白猫は、吹雪の夜の微かな光に導かれる。蒼い瞳に映る一日の始まりは、どう見えているのだろう。

初めてのホラーに挑戦するために執筆しました！ こう見えてある動画サイトでホラー実況を夜に見てる趣味をしておりまして、せっかくだから自作の小説でホラーに挑戦してみようと思ってやって…

　大学の入学式が終わった日、桜を撮ろうとスマホを構えた椎葉大貴（しいばだいき）はそこにいた美人な女性に思わずシャッターを押してしまう。盗撮だと落ち込んで友人に相談するも、友人には…

自分から野球をとったら何が残るのか？ そう加齢s見えないふりして分かっている、だから青春を全て費やした野球にいつまでもしがみついている。 そんな情けないおっさんの物語。

リサイクルショップで働く社員・翠子(みどりこ)は、新しく入ったアルバイトの大学生・凛(りん)に一目で心を奪われてしまう。 颯爽とした振る舞いや真面目な仕事ぶりにますます惹かれてい…

「農作業をしている人にとっては田畑に生える植物のうち作物以外は全部雑草なんだそうです。」 大学生の鳥飼瑠璃が先輩の日比野亜希に、植物について延々と話し続ける短編ですがラブストーリ…

人以外も暮らしている星。 個々の都市の中央部には高い塔があり、上が見えない。 その都市で暮らす護衛成功率９９％の(自称)優秀なSPである私。 上司からの命令で依頼者に出会ったが、…

小さな地方の街で、大学生の私は「花祭り」の準備に精を出す。花を愛する私は、その日を楽しみに日々を生きている。ゼミでの飲み会、恋人との時間……普通に見える私は、ひとつだけ普通じゃな…

ぼくには大きな夢がある。それは世界の皆を幸せにすること！だから、ぼくはチョコレートを配るんだ！あしたも、一年後も、大人になっても、もっともっと、先の見えない人生の果て迄も。

思っても、思っても届かない気もち。 いつか振り向いてくれることを願っていたのに、 あなたは受け止めてくれない。

雨と一緒にぶよぶよが降ってくる、少し不思議な俺の世界。今の生き方が唯一の正解だと信じていた。橋の下で本を読むあいつに気がつくまでは。 20230804加筆修正版。第225回短編小…