「幸せです 短編」を含む小説

ささくれ立った心が一杯のコーヒーで癒されるハートフルストーリー KAC2024 お題　第4回目「ささくれ」参加作品

東京のひと夏の終わり、あかねは姉の百合子の怪我により、突然お見合いの身代わりを務めることになる。緊張と戸惑いの中、彼女は自分の正体を明かす勇気を見せる。その正直さが、相手の涼真さ…

　KAC2024第4回お題「ささくれ」の参加作品です。 　近未来、時代遅れの相手に疲れてささくれ立った私を癒すのは―― 　本当にハッピーエンドかどうかは、読まれる方の判断にお任…

その男は人並みに幸せで、人並みに苦心し、人並みに死んだ。71歳だった。

　中学生の圭吾は、父親の再婚で新しい家族と生活を始めることになった。その直前、市民プールを訪れる。未だ折り合いのつかない自分の心に、何某かの落とし所を見つけるために、圭吾は人気の…

引っ越し作業をしながら、ふと思いついたあれこれを整理してみたら、楽しかったり良かったことを拾い上げられた。 それは結構、幸せなことだったのかもしれない。

むかしむかしあるところに、浦島太郎という若者が(以下略)。 浦島太郎はあろうことか、乙姫様に玉手箱の煙を全てぶっかけてしまいました。 ※小説家になろうにも掲載しております。

最悪の形のバームクーヘンエンドを自分なりに解釈しました。その幸せとやらは本物ですか？ 軽い同性愛(男性同士)描写、殺人描写が含まれます。よろしかったらどうぞ。

「今日は仕事早く終わるから、夕ご飯一緒に食べようね！　ハンバーグが食べたいな！　じゃ、行ってきまーす！」 そう言って出掛けて行った君が、この部屋の扉を開けることは、もう二度となか…

「それを受け取ってもらえたら、オジサンは最高に幸せなのだが？」 窓からは潮の匂いがしていた。 瀬戸は10歳も歳の離れた恋人を目の前に、緊張しているのを気づかれないように、そっと…

目の前にある二つの箱。 ひとつは開けた本人が幸せになるが周りは不幸に。 ひとつは開けた本人は不幸になるが周りは幸せに。 さて──君は、どちらの箱を選ぶ？

KAC20243のお題「箱」で書いた短編です。 社会人BL、ハピエンです。

今、こんなことを書く気は毛頭なかった。 正直、本格的にお題に答えるのは明日以降にしようと思っていた。 ただ、勝手に出てくるものを書いていたら、こうなった。 せっかくだから読んでく…

僕らは春からの新生活のために、同棲できる物件を探していた。 幸せになるための準備。 でも、僕らの間には決定的な認識の違いがあったんだ。 KAC20241とリンクする短編。

その黒猫は、幸せになりたくて旅をした。 その女性は、幸せになりたくて家を出た。 Spoonの朗読仲間であるゆうさんに当て書きした作品です。 ※投げ銭アプリなどでの使用OK。 …

ピエール・オーギュスト・ルノワールの絵画《ジュリー・マネ（猫を抱く子ども）》にインスピレーションを得て書きました。

KAC2024の第２回のお題「住宅の内見」に向けた短編。 幸せを探している主人公。部屋を見て、あることを決心する。

KAC2024 第2回お題「住宅の内見」 幸せ夫婦が新生活を見据えて新居の内見に行くだけの短編です。

どこにでもある平凡な家庭で暮らす、45歳、3児の母、中島美奈子。しかし、ある日を境に、毎月1回、朝、目が覚めたら「誰か」に変身するようになります。奇想天外、神出鬼没と思いきや、「…

限りなく実行不可能なミッションに、直面する羽目になった義博。その打開のために縋ったものは……。