「ただわたしだけが」を含む小説

他人の人生を覗けたら、少し遠いところから触れられたら、楽しいだろうなぁ。という思いから生まれました。素人の日記程度に覗いていただけたら幸いです。

同棲しているあの人は、いつもわたしに優しい。 不器用で、甲斐性がないくせに……。

酒席でポテトサラダを見つめる男。 彼の胸中とは？

「わたし」はボッチにならないため、クラスの女の子たちに媚をうり続ける毎日。そんなある日、クラスの子たちに笑ってもらうために幼馴染でボッチのメカについての悪口を言ったところ、運悪く…

高校の卒業式の日、いろいろな人が代わる代わる三年間であった行事を叫ぶ。それぞれにわたしは思い出を振り返る。卒業式が終わるにつれ、わたしたちは現実を見る。

深い海の中、わたしは物思いに耽る。 ずっと一人で。わたし自身を忘れながら。 とても簡素で表面的な海のお話。 海のことなんて、文章にはとても変えられないのだから。

　手の届かないところから、わたしの先輩は気まぐれに本を与え、気まぐれに言葉のナイフを振り上げる。 　ジョバンニは、カムパネルラを恨んでいるに決まっている。手の届かない場所に行…

小さな少女の綴る、おともだちのマヤちゃんの話です。 ーー この作品は、Noveleeでも発表しています

わたし、芹沢真昼の関心事は、クラスメイトの恋愛事情。 小学生の頃から一緒だった岡田くん。わたしの親友ユキちゃんに長年片想いをしていて、それは中学生になった今でも変わらないんだけ…

精神科に入院して長いわたしはある日自販機に行くついでにピアノを弾いていた。そこにやってきたのは、儚げで美しい、不思議な少女。仲良くなる気なんてない。けれど放っておけない不思議な子…

【2021年9月25日（土）MF文庫Jより発売！】 父さんの再婚でできた義妹・眠夢（ねむ）の趣味がコスプレだとわかり、それを肯定するためにカメラを始めた僕・桜庭御景（さくらば・…

あさぎとまことは大人のカップル。しかし彼女らにはある問題があった。まことの身に降りかかった災難とは。二人の未来は――果たして。

　もし、復讐を合法的に行えるのであれば、どうしますか？ 　罪に問われず、合法的であれば、迷いなく憎い人を殺しますか？ 　今の日本よりかけ離れた大日本帝国において、とある法案が…

伝説があった、世界の半分を焼きつくした黒龍を倒した七人勇者である。そして、黒龍の牙はオリハルコンの牙と呼ばれて、最強の剣になると。それは鍛冶屋の夢であった。また、一人伝説に挑む少…

拙作「わたしのマエストラーレ」の世界観・人物・メカニックに関する設定資料置き場です。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054936860993 …

「第三回偽物川小説大賞」によせて書きました。

詩篇集です おひとりで悩んでいるときに そっと、あなたの隣に寄り添えるように ベッドの横に置いていただければ でも、ときどき毒が含まれています ごめんなさい

　舞台上には、セーラー服姿に血塗れの仮面という、奇妙な格好の人物が立っていた。彼女は犠牲者にして勝利者、虐げられた女にして復讐を遂げた者―― 　凪城高校演劇部の次回公演演目が『…

推しが誹謗中傷で自殺した。 私は彼女の代わりにバッドを振るう。

高校に通う河合賢哉は風紀委員長である新井田有紀に毎日突っかかれていた、そんなある日賢哉の机に「放課後、風紀室まで来い」と、書かれた手紙が入ってあった。放課後風紀室まで行くとそこに…