「ホラー 死」を含む小説

　もともとはとある「結婚」をお題にした短編コンテスト用に書いたものです。 　私は毎年夏に、方々で行われる夏季限定のお化け屋敷巡りをすることを趣味の一つとしております……。 　…

十七の歳に必ず死んでしまう友人である月夜を、転生するたびに救おうとする七歩。 なにかと人外に好かれてしまう、十七の死に魅入られた月夜。 二人を取り巻く妖怪交遊録。

売れない童話作家の元に、死亡した著名な作家の保管していた原稿用紙を引き取らないかとの連絡が入る。 金欠で原稿用紙を買う金も節約したかったために、その原稿用紙をもらい受けることに…

同棲している彼女と暮らす、近藤在過 　そんな、彼女を悲しませたり、落ち込ませたりすると、近藤在過に待ち受けているのは文字通り「死」のみ。 　繰り返される死のループの先に、近藤…

だれもいない校舎で貘を退治する少年。踏切を守る双子の少女。夕立ちと共に現れる殺人鬼。病によって年老いた女探偵……。死の手前の世界をうろつく、死に近い人々の記録。短編集なので、どれ…

高校一年の冬。世界との別れを決意した白柳 華は、一人の魔法使い・黒条 凜と出会う。 　「こっち側に、来る？」その言葉に導かれ、華の日常は一変する。 　物理法則すら捻じ曲げ、思うま…

　死神。それはニンゲンに『死』を宣告する者。 　僕もまた死神。大鎌を持って、“誤った生命”反応を示すニンゲンの首筋に傷痕――『死』への誘導（フラグ）を残すのが役目だ。死神の『死』…

自分にかけられた呪いを阻止するために、馬で駆ける男。彼は、呪いを阻止することが出来るか？ 自主企画「書けなかったアイデア（タイトル案も含む）を提供します」の『呪いモノ』のアイデ…

人はだれしも死を迎える。その際、今までを振り返るとともに、その死に愛を感じる人はいるのだろうか... 愛人に死を提供する勇気はあるのか？ 人生最後で最大のイベント。それをどう受け…

少しづつ明かされる「僕」が死ぬ理由。 死にたくない… これは主人公「優紀」がなぜ死んでしまったのかを追っていく物語。 一日一日徐々に変化していく物語。 一日一日徐々に壊れ行く…

※改稿してこちらの連作に組み込みました。 十　二　死　〜エセ占い師と十二の怪事件〜 https://kakuyomu.jp/works/16816927859283859707 …

　有名な推理パーティゲーム『人狼』 小さな村に集められた少年少女。そいつらの中に人狼がいる。 「ここから出るには、人狼ゲームを十回クリアせよ」 たかが人狼ゲーム、楽勝？ 　相手の…

大崎陽奈は良く夢を見た。 赤く染まった死体の山を、見つめては起きを繰り返していた。父と母が失踪したあの日から。 不気味な夢に悩まされるもひっそりと学生生活を送っていた。 そんな折…

獄中にいる「私」が「先生」に向けて手紙で独白を始める。 そこでは「キリスト教」という信仰の自由と「十字架」の束縛の思い出が次々と語られる。 敬愛した祖母との記憶……。 敬虔なクリ…

「へびふくろう座文学賞」参加二作目です。なんか今回百合が多いのかな？と思いつつ書いたら百合になってしまいました。

友達が死んだ。 僕を含めた四人が親から招かれて友達の家に行った。 軽いもてなしを受けた後で友達の部屋に行き、そこで、死んだ友達が小学生の頃に書いたノートを見た。 そこには……

あらゆる別世界へと繋がっている桜の木。それを友人の日見子は“世界樹”と呼ぶ。あらゆる別世界へと繋がっているのだと。そして、その桜の木は、死の世界へとも繋がっている。 午前０時に…

私の家の前に人が死んだ池がある

＜KAC20217　21回目＞参加作品 　女の甲高い悲鳴で自分が再び死に戻って来たことに気が付いた。 　いままで繰り返してきた死んでから、ここにいたるまでの記憶が男の脳裏にまざま…