「純文学ファンタジー」を含む小説

ファンタジーの世界のお話ですが、奇跡も魔法もありません。そしてやはり、滅びるものは滅びるのです。 国が滅びるということはどういう事か、国とは何か。そんなお話です。

この世のどこかに、なにもかも無料の村があった。 しかし無料とは本当に無料なのか？　結局のところ有料なのではないか？ そんなアプリをダウンロードする際に感じる疑いを具現化。 ※こ…

僕達には、生きなければいけない義務がある。だから途中で死ぬ事なんてできない。ましてや自殺なんか。だけど彼女は死んだんだ。

マヤ文明の一翼を担う街パレンケの滅びの物語り。 紀元799年夏至過ぎ、東の空に赤い星が光った。それを読んだ司星官の言に従い、王はパレンケを神への供物とすることを決めた。つまり、民…

今作のコンセプトは、森・少女・ファンタジー・成長といった言葉があります。 これら含めたオリジナル小説を書きたいと意気込んで書いたお話です。 そして、習作ならでは挑戦として「二人称…

食品から電化製品に至るまで、とにかく魅力的な商品が並ぶお店。 なにからなにまで揃っているくせになにひとつ売らないことから、店主は巷で「売らない師」と呼ばれているらしい。 そんな風…

海の世界を魅せられた、ふたりの幻想譚。ホワイトデー用の小説。 ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・pixiv等に掲載しています。

旅人が異国で観たものは幻か、或いは真実か。 21才の時に書き、大学の文芸サークルに出したサイケ小説です。

　三重県平田町。駅を出てすぐ、おでん横丁と書かれた看板を潜った向こうに存在する「不思議通り」。 　たった四軒だけ店が並ぶ小さな通りなのだが、その店主は揃いも揃って異能を使う、な…

世は乱れた、しかし暴力はすでに排除されていた。 そんな言論至上主義の世界を暗黒に染め上げる「弁舌竜王」を倒すため、 ひとりの勇者が丸腰で立ち上がった。 武器は舌先三寸のみ。 そし…

暇つぶしにちょうどいい小話を随時更新していきます。 それぞれの短話に繋がりはほぼありませんが、世界観は共有しております。

とんでもない強運の持ち主しか辿りつけないレストランがあるという。 味は不明、値段も不明、ただ噂だけがひとり歩き。 そんな「抽選の多い料理店」にようこそ。 ※この作品はブログ【泣…

凶悪な鬼を退治して世界に平和をもたらした桃太郎の、知られざる後日譚。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　https://tmykinou…

ある日、元気が出てきた僕は部屋のなかで自殺を試みる。そして目が覚めると、そばにはダンボールをかぶった男が立っていた。「君は矢森修人に犯されたんだ」とわけのわからぬことを言うダンボ…

美術部員の女子高生、｢私｣(うつぎ)は、夏の美術室で、顔の見えない女子生徒に出会う。彼女と話している内に懐かしさが湧き始めるが、それと同時に、｢私｣は自分の焦りとその理由を直視す…

かつげば物事うまくいく。 かつがねば奇跡は起こらない。 幸運をもたらす「かつぎもの」を売る「かつぎ屋」に翻弄される男の運命――。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました…

登場人物の全員が後ろ向きな要素に毒された、ネガティブ版「桃太郎」。 汚れた暴力とねじれたプライドに毒されたディストピアに、救いはあるのか？ ※この作品はブログ【泣きながら一気に…

営業マンとして働いていた霧島哲也は、突如として心の病に陥った。身体がだるく上手く動かせないようになり、傷病休暇に入ってもう二カ月がたつ。 哲也は、それ以前からある問題に悩まされて…