「酒の席」を含む小説

美術人の酒の席での粗野な話です

よくあるバカ話のはずだった。 小説家になろう様で掲載中の「短い小説まとめてみました」の「３月１７日」を加筆修正したものです。

海美・・・都内の大学に通う学生。2年にあがり、新入生を迎えるが酒の席での失敗が続く。 田辺・・・海美の後輩。小柄だが凛々しい顔立ち。V6岡田に似ている。面倒見が良く、飲み会での海…

夢月七海様の自主企画 同題異話 -七月号-『鯨よりも深く』参加作品となります。

　俺、八坂隆二は、都内の国立大学に通う三年生。 　そんな俺が、電車で家に帰る途中で見た夢に出てきたのは、かつての初恋の彼女。 　俺は懐かしくなって、その彼女―東城礼子―の名前で、…

KAC20217　参加作品。 男と女。 酒の席での一コマ。

　一夜の酒の席が結んだ、何とも奇妙な人の縁。 　KAC2021の三つめのお題「直観」にまつわるショートストーリーです。 　「直観」というものの意味が、そもそも難しかったのですが…

　俺、丸山四季は、今年で27になる、アラサーの社会人だ。 　京都のとある会社に転職が決まって、生まれ育った京都市に帰郷する事になった。 　そして、引っ越しを終えた3月下旬。少ない…

怜華(れいか)は、20歳。美人顔の彼女は理由あって眼鏡を掛けて違う容姿で過ごし、本当の自分の容姿を隠している。そんな怜華は合コンで一人の男の子・裕斗(ゆうと)と出逢う。そんな裕斗…

酒の席の思い付きで金沢に旅行に来た大学生飲兵衛男子3人組。 金沢の観光地と言えば「兼六園」に「21世紀美術館」と(俺たちにとっては)全く盛り上がらないところばかり。どうする？　も…

久しぶりに会った衣山は、失恋した話を酒の席でしていた。 気持ちが落ち着いた頃に、彼女が話してくれたのは、とある女性の悲しい最後だったーー。 ※これは前作「あと一歩」の続編です。…

ユニコーンがその背を許すのは清らかな乙女(処女)だけ―― この有名な伝説は果たして御伽噺か真実か。 ならば非処女を乗せたらどうなるだろう？ それを実践しようとした大馬鹿者達の顛末…

異状事件を起こした容疑者の部屋から見つかった手記と目撃者が見たものとは・・・

学生の頃から付き合っている彼女、花江栞梨(はなえしおり)は大の酒好きだ。僕なりに考えた素敵なお酒をプレゼントをするのが毎年の楽しみだった。 ところが、どういうわけか今年はそれを受…

　吾輩は、魔王である。 　今日も今日とて治政に大忙しの魔族の王だ。 　今日も一日、玉座にどっかと根を下ろし、山盛りの書類とにらめっこの予定だったのだが、久し振りに勇者到着の連絡が…

酒の席で白熱した剣術談義、酔っ払った曹丕が取り出したのは……。 300字以内という字数制限内で書いた掌編です。 典拠：曹丕「自叙」

まぁ何やかんやあったものの、吾輩は先生――元勇者アウロラことイルヴァ・ビョルクルンドを娶ることとなった。 結局、吾輩の名をすべて読み上げるのに1ヶ月半かかってしまったものの、式…

　トラックに跳ねられて死んだ俺は、天国へ召されるはずのところをド新人のアホのせいで地獄へと落とされてしまった。 　何せ一度死んでるもんだから、着衣状態で血の池を泳がされても、裸足…

　やぁ、僕の名前はヨナサン・ヨナイス。冒険者に人気の雑誌『月刊アドベンチャーズ』のライターだ。 　この『月刊アドベンチャーズ』が扱うテーマは『冒険のイロハ』から『ほんの遊び心と刺…

お洒落なバーの常連客になる夢を抱きながらも、童顔おチビのお間抜けキャラゆえ、常に夢とは真逆の方向に行ってばかりの人間の、お酒絡みの実話集です。 すべてにおいて出遅れ気味だった私…