「色褪せ」を含む小説

まだ高校生になったばかりの義直に一通のメッセージが届いた。 宛先は元友達からのだった。 その内容とは恐怖を体験しないか誘いであった。 これは肝試しかと内心くだらないと思いながらも…

綺麗な言葉の組み合わせや、 景色に上手く言葉が当てられたら感動も言葉も色褪せず濃く残せるか、、、、、、。 と言う氣持ちの私的な、感傷的な俳句達です。 一押しの句は 星月夜　酒仲…

人生が迷宮であっても、楽になるわけでもないが、遺伝子に導かれることで安心感を得るわけでもない。振り返ると遠い記憶を頼りにも、色褪せて終ったいる。信じるしかないのは、そこに選択肢が…

　災害で最愛の息子を失ってしまった夫婦、慰霊祭の帰り道に立ち寄った道の駅で写真展が開催されていた。その中の１枚に夫婦は目を奪われた。 　川遊びをして楽しんでいる最愛の息子の姿が…

高校最後の夏休み最終日、突然爆発音と共に森蘭丸（モリランマル）の自室に現れた異世界人ビアンカ。ランマルはビアンカから魔力のみを与えられ、異世界へと転移する。武器なし知恵なし人脈な…

僕の隣にはいつも幼馴染に朱里がいた。僕がここに記すのは、例え僕がこの世からいなくなっても、朱里がいたという、足跡を残す為のその追憶の話。

季節をテーマにしたちょっと不思議な短編集です。 第一話　ぜんぶ春のせい　 　　　　春保険？から始まる物語。 第二話　夏が輝きだした 　　　　深夜コンビニで働く主人公に転機が。 …

焦げのある春も花より鶏つくね 色褪せた小説本に虹を見る

高校の先輩・叶芽の勧めがきっかけで多恵が務めることになったのはデイサービスハレル屋。在宅生活ができなくなり施設入所をすることになった今田敏子さん、田舎から長男夫婦に呼び寄せられ…

心が折れてしまった「彼」が、春を取り戻す話。 某アルファポリスの某ライト文芸賞に投げこんだやつ。 ＜あらすじ＞ 絵を描く夢を諦め、平凡な社会人生活を送る主人公。 ストレスに耐え…

ある学生の話。

ある日、出雲郷 扇は実父の手記を見つける。 最後の頁には──美しいものへと、安易に手を伸ばすな──という一文が記されていた。そしてその頁には、古びた一枚の写真も挟まれていたのだ。…

恋心って、ずっと持っていたら幸せなんじゃないかなー？　みたいな気持ちで綴ってみました✨ つまり癖です( *¯ ꒳¯*)w 読んで何かを感じて頂けたら嬉しいです💓‪

KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～第7回お題「色」【KAC20247】（応募締切：2024年3月25日 午前11:59）応募作品 オリジ…

KAC2024の第７回のお題「色」に向けた短編。 仕事帰りの主人公のお話。 【フィクションです】

霊峰に抱かれた、どこまでも広がる白い氷雪原。そこにポツンと建つ１軒の家には老人が独り住んでいる。 老人は色褪せた写真やちらつく雪などを見ては、記憶の海に沈んでいく。思い出すのは、…

なんとなくで生きていた彼は、全力で生きてきた幼馴染と再会する。 昔、どうせ叶わないだろうなんて言って、否定し続けた夢を叶えた幼馴染。 どう接するべきか悩む彼に、幼馴染がかけた言葉…

　目が覚めた私はモノが浮かぶ空にいた。私を起こしてくれたのは同じ“実体女子高生”であるナツ。駅舎のような場所は何かに切り取られたようになっていた。色褪せた空き缶が一つ空へと落ちて…

父の仕事場に向かう機会があった。ふと父の机を見るとそこには一枚の写真が小さく、控えめに飾ってあった。 （エッセイです）