「脈絡のない」を含む小説

お天道様に向かっていくから、天道虫。 だから、天道虫を見つけると、天気は晴れになる。 脈絡がないように思われるが、実際そうなのだから、仕方ないのであった。

脈絡のない景色と時空を無視した登場人物、物理学を無視した身体能力。 夢なら漫画の主人公になれる。 ちょっとでも長くその世界にいたくて夢からなかなか醒めない人の話。 ※この作品…

いつも、脳の中心には憂鬱が巣食っていたように思う。 完璧ではないけれど平和な人生の中で、友人と彼女に囲まれて生きる「僕」は、ある日突然アパートから飛び降りた。 脈絡のない自殺未遂…

人類には討伐不可能と言われる侯爵級の悪魔ですら倒す史上最強の男ラザーニア。そんな彼の唯一の弱点は記憶喪失が頻繁に起こること。 倒しに行こうとした魔物を気付けば倒していたり、さっき…

KAC20212参加作品です。 ＊この作品はフィクションです、実在の人物や団体などとは関係ありません。

好奇心旺盛な人間による色々な短歌、なにか生き物だったり、本の感想だったり、きままに綴る脈絡のない短歌エッセイ。

脈絡のない話ばかり。 どこかの世界のどこかの時代の、「わたし」と「だれか」の小さいおはなし。

単語生成アプリによって偶然生まれた言葉をお題として書く短編集、もとい断片集です。三題噺みたいなものだと思っていただければ。 短編と呼ぶには少し脈絡のないものが主立っています。 …

脈絡のない超短編のお話を書いています。

庭で遊ぶ少女に声を掛けられた「私」は、脈絡のない話にうんざりする一方で彼女の問い掛けに言葉を詰まらせる。少女のとった残酷な行動に思わず叱責の声をあげた「私」だったが、それは彼女が…

立春の頃のことでした。 暦の上で、春とはいえ、まだまだ身を刺すような寒さが続いていました。 完全装備で、つくばの街にロードバイクで出ますと、それでも太陽の陽射しがあれば、ぽかぽか…

悪夢を人に言うと、聞かされた人も悪夢を見ると言います。 見た悪夢をメモに残して、そのままを書き出しているので、大して怖くもないし脈絡もないしオチすらありません。 それでも──…

リンダリア王国は三百年前より異世界〈イドラ〉と繋がり、平行世界の断片と脈絡のない異変が日夜流れ込む。東海岸の大都市ニューノールで怪異を気だるく浄化する人々の、歪んだ日常の記録。 …

引き出しの底、屋根裏の段ボール、使われない部屋、そんなところから時々脈絡のない紙片がでてきますよね。そんな短編集です。