「絵本風」を含む小説

静まりかえった夏休みの昼下がり。 ゆうまが見つけたのは、いつも通る公園の奥に伸びる、見知らぬ小道。 その先の池に映っていたのは、自分より少し大人びた“未来のゆうま”でした。 夏休…

こたろうは、元気いっぱいで、ちょっとやんちゃなボーダーコリー。 飼い主は、医者として命の現場に立つ「せんせい」。 ある日、こたろうは思った。 「どうして、かなしい気持ちになる…

ひとりぼっちのシーソーに、ありんこがのぼり、ちょうちょがとまり、ネコやこどもたちがやってくる。 ぎっこんばったん——小さな出会いがつながって、シーソーは、たのしくやさしい場所に変…

　森の奥に、ひとりぼっちの小さなランプの「ラン」がいました。 　ある朝、森にふしぎな音が響きわたり、ランはその音のもとを探しに出かけます。 　そこで出会ったのは、遊ぶのが大好きな…

金曜日は子供だけで先に寝る日。 でもひよりたちは寝る前にちょっとだけ空想冒険に出かけます

ひよこのぴー太とぴー助は、明日は『ひなまつり』の日なのだと知りました。『ひなまつり』という言葉を初めて聞いた二人は、明日は『ひな』、つまりひよこのためのおまつりの日だと思い込みま…

モニかな番外編！ 本編はこちら 【モニカとおともだち、なかよくできるかな？　～幼女は今日も元気です！　大人の世界はマジでワチャワチャも幼女は溺愛されて暴走もかわいく、結果的にみ…

　桜の木の葉は、その枝の上で鳥や虫から周りの世界について、教えてもらっていました。 　秋のある日、葉っぱ君は、最初で最後の冒険に旅立ちました。 　絵本風の童話です。

────「知ってるかい　アリー」「どうしたの　アル」 僕たちの会話は、こんな決まり文句で始まる。 　おしゃべりなアルバートは、聞き上手なアレクサンドラとおしゃべりをするのが…

少年・ランドリックは逃げていた。 何から？何からだったっけ、、、 気がついたのは森の中。 たくさんの白い毛玉に囲まれて眠っていたみたいだ。 「あ！おにいさん起きた！」 毛玉の向こ…

今回の「モニかな」は絵本風 今までとちょっとテイストを変えて 番外編3 「KAC20244」のお題は「ささくれ」 でも 幼女はかように気まぐれなのです！ ▼▼▼ ちなみに…

いつもこわい顔で、ものをこわしてしまうガルくんのおうちに、お手紙とはこがとどきます。 「こわしてもいいので、このはこをあけてください」 お手紙をよんだガルくんは、さっそくはこ…

とある街のクリスマスツリーのてっぺんにいるお星さま。そんなお星さまの役目はクリスマスツリーのてっぺんでピカピカ光ってみせること。だけど、なんだか今年はさみしくて仕方ありません。そ…

この作品は超短編小説です。 我が家のにゃんこの出会いのお話です（笑）

寂しさや、上手く言えない気持ちを抱えた者たちが 少しづつ、世界に触れながら、姿を変え、時間を越えて 本当のなりたい自分になっていく物語。 それぞれが独立したアラカルトストーリー…

時計のない町で、人々に時間を知らせるため鐘を鳴らし続ける独りぼっちの少年・リゲル。 たった一匹で放浪の旅を続ける老竜。 塔の上でリゲルが老竜を助けたことからはじまる、一人と一匹の…

KAC2023参加作です。 お題「本屋」

進化した恐竜たちの日常風景を人間世界に投影しています

クリスマスの絵本風の物語。

白いウサギの子が風に飛ばされたリボンを探すお話です。＊絵本をイメージして書いた短編。＊アルファポリス様でも公開しています。