概要
君とふたりなら、世界の果てもこわくない
時計のない町で、人々に時間を知らせるため鐘を鳴らし続ける独りぼっちの少年・リゲル。
たった一匹で放浪の旅を続ける老竜。
塔の上でリゲルが老竜を助けたことからはじまる、一人と一匹の旅。
たった一匹で放浪の旅を続ける老竜。
塔の上でリゲルが老竜を助けたことからはじまる、一人と一匹の旅。
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- ★★★ Excellent!!!限られた時間の中で、あなたの心が向かう先に行けばいい。
――時計のない町がある、たった一つの大きな鐘楼。
その鐘楼守のリゲルは、街に時を知らせていました。
寒くて暗くて一人で時を知らせなければならない仕事。
そんなリゲルの元に、現れたのは老龍でした。
「水をくれたお礼に、願いをひとつ叶えよう。わしにできることならなんでもかまわんよ」
「ここじゃないどこかに行きたい。あの水平線の向こうがわに行ってみたいんだよ」
そうして少年と老龍は、旅に出ました。
さまざまなことを経験するリゲルでしたが、最後にたどり着いたのは竜の骨が眠る森。
老龍は、自分の過去を語ります…
何かを手にするには、手が空いていなければならない。
自分が持っているもの。それを…続きを読む