マイクロザウルスalive

猫3☆works リスッポ

第1話序

古き伝説は言う

ある晴れた日に空が明るく輝いた、暗い空が落ちてきて世界は闇に包まれた。

天を焦がす熱き風と地を舐め尽くす炎の中そして降り注ぐ厄災の岩、その中でかろうじて生き延びた同胞たちに、さらなる試練が襲いかかった。

気温が瞬く間にぐんぐんと下がり、空からの恵み次第に冷たく固まり、黒く変わっていった。

強烈な吹雪と寒さの中で我らは生き延びるために彷徨ったがようやっと世界の果てに

大きな洞穴を見つけた。

そこは暖かく植物も茂り天井には昼間のように明るい石が埋まっていた

洞窟はやや狭かった、仲間の数が増えるとともに、皆いつしか小さく進化していった、肉食の仲間もいつしか草「でも」生きていけるように進化していった。

長い年月が過ぎ氷河期が終わる頃知恵を得た我らは再び地上に戻ってきた。

我らは「マイクロザウルス」。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る