「無限 有限」を含む小説

自分が生きている時間は無限だと思えるが、実際そんなことはない。有限である。 一話完結短編小説です。是非ともお読みください。

　この物語は「有限の巨大な自然数を定義する関数」が記された魔書によって魔法が齎された異世界が舞台です。しかし“私たちの世界の言語”によって魔法は記されているため、まだ誰も、その真…

ぶらっと空港に行き、ふらっと乗った飛行機が、 ふわっと宇宙を飛び、着陸した知らない星で宇宙人とフラットな会話をする時代。 宇宙を旅する人が溢れている。 誰も知りえない宇宙一美…

『テツガクちゃんと肯定の不思議な物語』の第一弾です。 不思議な夢を見た後に、喫茶店で出会った美しい女性との物語です。彼女との不思議な会話の結末は？ 美女は四章から登場です。 本…

星満々たりと言えど、月の光に勝つことあたわず、ならば手柄にからめてみよええ。 ――義経千本桜 人生って言う風船はやはり有限だしぼんでいく限りは 何度も膨らませることができるから…

ヒルベルトの無限ホテルのような世界に迷い込んだ主人公は、その世界は実は有限だと知りその端への冒険を進めようと試みる。その中で主人公に立ちはだかる壁とは・・・ ※2話以降の投稿を期…

大学院博士課程に在籍する神経科学者の仁豊野は、記憶を取り出す方法について研究し、さらに世界的プロジェクトであるコネクトームの研究にも参加している優秀な研究者である。 仁豊野はこう…

都会の中の小さなお店。そこを切り盛りする私は、人間に見えて人間ではない。 時間は無限。

物語は語られるうちに奇妙な変容を遂げた。ときに寓話のようでもあったし、歴史絵巻と形容することもできた。音楽の論評であり、この世で最も罪深い信仰の告白であり、かつ、19世紀に西欧で…

　偽物の空すらこの場所には存在しない。頭上にあるのはどこまでも続く灰色の天井だけ。人はいつしか有限の水槽の中で、無限の空を想像しながら生きる存在になってしまった。 　空が青い、…

恋のウィルス、機械仕掛けの魔法、未来の王女、化学教師、神との遭遇、 それらはこの小説に含まれているエッセンス。 メロディを奏でる小説、DNAのらせん構造のように。 ある時、女が現…

無機物の魂を可視できる力をもつ青年「つかさ」のお話。 ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、切なく、優しく日常を描くお話です。 彼の見える世界を一緒に覗いてみませんか。 きっ…

百合短編集です。 《一覧》 ①夏のひんやりスイーツ ②魔法カード：有限ver. ③魔法カード：無限ver. ④覚醒したなっちゃん ⑤女の子として友達が好きなんだよ許されるも許され…

エネルギー問題に世界が悩めるなか、人類は新たなエネルギーを取り出す術に成功した。それは、魔法とでも言うべき方法だった。人類は【鍵】を使って自然からエネルギーを取り出すことに成功し…