「曲 青春」を含む小説

中学校入学直後、天ヶ瀬 玲桜（あまがせ れお）の親友、狭霧 椿（さぎり つばき）から言われた。 「部活を新設するために、校長に直談判しに行こう！」と。 これは僕たちが、たった一…

主人公がひょんなことから出会った同級生は、LiD(聞き取り困難症)APD(聴覚情報処理障害)という聴覚に問題はないが正確に聞き取ることができないという聴覚障害を人知れず抱えていた…

幼なじみの美月は、私の親友であり、秘密の想いの相手。音楽室で彼女が奏でるピアノの音色は、いつも私の心を揺さぶる。

〈楽器が弾けないと音楽はできない〉 〈歌が上手くないと音楽はできない〉 いつから人はそんな常識を持ち始めたのだろう。 そもそも楽器は何のためにあるのか？　それは本当にないとい…

集団退部からの部員不足により、廃部寸前だった若の宮中学校吹奏楽部。 なんとか夏の吹奏楽コンクール県大会への出場を果たし、ステージは見事大成功！ これで一安心、と部員たちが一息…

音楽がきっかけで出会った男女の爽やかな青春物語です。タイトルはボブ・ディランの曲より。

　少し変わった仕事を持つ親のもとに育った中学三年生の牧之原くるみは、兄の通う高校の文化祭のステージで歌う、口髭の似合うベースボーカルの教師――興津大地に一目惚れし、彼の側にいるた…

　小説「コットンキャンディ」の作中で書いた、歌詞を纏めてみました。通して、読んでみて、小説の世界観が見えて来るのなら面白いかな。どの歌詞も韻を踏んで無いので、曲を乗せるのは無理か…

　ロックがやりたい！ 　そんな夢を抱いて高校で軽音部に入るが、バンドを組めずに補欠となってしまった主人公『マイナス』こと舞南　照（マイナ　テル）。しかし、彼には秘密があった。 …

高校2年生の夏野は以前気心の知れた仲間とバンドを組んでいたが、或るトラブルをきっかけに人前で歌うことができなくなっていた。 そんな或る日、夏野は公園で出逢ったギタリストとセッショ…

内気な性格でぼっちな少女、憂地木兎、16歳はある日、廊下でぶつかった隣のクラスでピアスと金髪をした不良と噂の少女、尾鬼神実莉とお昼休みの校庭の隅で偶然にも再会、置かれた木製のベン…

内気な女子高生の藤堂はクラスメートの高瀬からの質問に咄嗟にそう答えた。その曲は楽器が演奏されない沈黙の曲ともいうべきもので……。 沈黙の曲を聴く女子高校生の甘酸っぱい青春ラブス…

いわゆる「いじめから助けたら、その子に惚れられました」系の青春物語を真っ向から否定した恋愛物語。 舞台は現代日本。 大学生の男性「日南田（ひなた）」は、大事な家族である「陽花里…

「今夜あたり死にたいからさ、最期に聴くのにいい曲教えて」 クラスメイトの美少女・化野静花にそう言われ、僕は自作の曲たちを漁るのだが……。 二人の出会いとこれまで、そして死ぬ前に聴…

一人だけの軽音部で活動を続ける高校三年の優は冬の部室で今日もギターを弾いていた。だがその日は、とある曲が歌えずにいた。来年のことも考え部の廃部も検討しているとかつてライブで優の歌…

高校1年生の冬、あたしは隣のクラスの男子に呼び出された。 「俺にピアノを教えてほしい」 唐突な申し出に困惑するも、魅力的な報酬に飛びつくあたし。 そして始まる、「師匠と弟子」の関…

杉本琢弥さんの「Believe it leap」をイメージした小説です。（今回初めて曲名とは別のタイトルにしてみました！） 大人になっても青春を感じたいと思うことがあり、曲を聞い…

ああ、遠くなる昭和の思い出たち （第４編）淡い恋心・・・信子そして美穂 初めての保育園でのクリスマス会での演奏会は無事に終了した。 美穂にとってこの演奏会は大成功だった。美…

宇宙への憧れを抱く高校生、桜井真琴はボイジャーのプロジェクトに参加することになる。異星の生命体との接触を果たすため、仲間たちと共に未知の世界へ飛び込む彼女。新たな技術や文化に触れ…

「もう、楽器なんてやめてやる！！」 どんな時でもハチャメチャに遊べ！がモットーの12歳のガキ大将、吉野陽介（よしのようすけ）は、音楽の魅力に引かれて楽器を始めたが、ある日突然や…