あの音が響く先で 第二曲
秋葵猫丸
#Character-introduction
【若の宮中学校吹奏楽部(2020)】
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主人公。若の宮中学校※に通う一年生。吹奏楽部の八期生。一年一組。一人称は「わたし」。若小出身。
引っ込み事案で気弱な性格で、鈍臭くて何をやっても駄目な劣等生。学校ではいじめられており、自分に自身を持てなかったが、吹奏楽部に入ったことで変わっていく。アンコン時期はユーフォニアム担当。
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花音の同級生で幼馴染。一年一組。一人称は「俺」。若小出身。
金髪で所謂『イケメン』だが問題行動が目立ち、学校では不良扱い。口が悪くぶっきらぼうに振る舞うため、周囲からは怖がられがち。花音をよくからかっている。家は楽器店。
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花音と響介の幼馴染で、花音とは唯一無二の親友。一年三組。一人称は「ふー」。若小出身。
いつもニコニコしており、明るく人懐っこい性格で友達も多い陽キャ。色々と不器用な幼馴染たちを陰ながら見守っている。
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吹奏楽部の顧問。非常勤講師一年目の新米教師。全学年の音楽の授業担当。一人称は「先生」。
左耳に障害があるため補聴器をつけている。基本的に温厚だが、大会前だけ人格が変わる。どこか掴めない言動が多い。
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中学三年生。六期生。元副部長。生徒会。三年三組。一人称は「あたし」。若小出身。
どんなことも完璧にこなす吹奏楽部のマドンナ。現在は引退しており、受験勉強に励んでいる。スピンオフ編では主人公。
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中学一年生。一年一組。一人称は「うち」。若小出身。
花音の中学からの友人で、教室など場所問わず行動を共にする。夏まではアルトサックスを担当していたが、アンコン時期はテナーサックス担当。いつも無表情で、感情の起伏が少ないドライな性格。実はツンデレ気質。
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中学二年生。金管パートリーダー。七期生。二年一組。一人称は「自分」。
しっかり物で面倒見が良く、少々言動に粗はあるものの姉御肌な性格。笑い上戸。実はコンタクトレンズを使用している。
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中学一年生。学年リーダー。一組三組。一人称は「私」か「自分」。銀小出身。
黒髪ロングの美少女。楽器歴四年目の経験者で実力もあり、演奏に対してのメンタルも鬼強いが、恥ずかしがり屋で謙虚がちな性格。通称『若中のトップ・オブ・ザ・トランペッター』(※本人は否定)。
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中学一年生。一年二組。一人称は「私」。若小出身。
丸眼鏡が特徴の優等生。真面目で几帳面な性格。社交的かつ気配り上手で、パート内や学年間でのムードメーカー的な存在。
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中学一年生。一年二組。一人称は「僕」。若小出身。
手足が長く高身長、曲がった眼鏡を掛けた男子。身なりに気を配らず、どこでもすぐに寝るいじられキャラ。
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中学三年生。吹奏楽部の元部長。三年一組。一人称は「僕」。若小出身。
眼鏡をかけている。沙楽と二人三脚で部活を運営していた。寡黙で心優しい性格。沙楽に恋愛感情を抱いている。
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中学一年生。一年三組。一人称は「りお」。若小出身。
練習熱心でどんなことにもやる気があり、負けず嫌いな性格。ピアノ教室に通う。
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中学一年生。莉音とは親友。一年三組。一人称は「しおん」。若小出身。
気が強く毒舌だが、莉音に比べると冷めている。莉音と同じピアノ教室に通う。
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中学一年生。一年二組。一人称は「びー」。若小出身。
フルートパートの人数が多い為、よくパーカッションに回り、そこでは主に小物打楽器を担当する。コンクールではクラッシュシンバルを叩いた。
大の写真オタクで、悪趣味な写真ばかりを好んで撮る、部内No.1の変人。
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中学一年生。一年一組。一人称は「私」。銀小出身。
声優のように高くて可愛らしい声を持つ。悪趣味な響希にいつも振り回されている苦労人。
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中学一年生。一年三組。一人称は「うち」。銀小出身。
小学生時から外部でドラムを習っている経験者。主に
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中学二年生。二年一組。一人称は「自分」。銀小出身。
三年生が引退後、新部長に任命される。小柄かつ気弱で声も小さい、小動物のような少女。
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中学二年生。打楽器パートリーダー。二年一組。一人称は「うち」。銀小出身。主に鍵盤楽器を担当し、コンクールではグロッケンを演奏した。
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中学二年生。二年一組。一人称は「俺」。若小出身。通称『タッキー(先輩)』。
三年生が引退後、新副部長に任命される。主にバリトンサックスを担当。大の音楽バカで、楽器の知識を大量に暗記している。楽器の名称を略すのが嫌い。
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中学二年生。木管パートリーダー。二年一組。一人称は「私」。
二学期からの転校生で、新部員。主にアルトサックス担当。元は私立中学の吹奏楽部(強豪校)に所属し、オーボエ担当だった。
〈顧問・関係者〉
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吹奏楽部の副顧問。四十代前半の女性。英語教諭。三年生進路主事。
穏やかな性格で生徒から好かれている。生徒をよく見ている。
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吹奏楽部の副顧問兼、美術部の顧問。三十代前半の女性。英語教諭。一年生全クラスの副担任。
ノリの良い性格だが、怒ると怖い。新入生を『ピヨちゃん』と例える。
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吹奏楽部の副担任兼、野球部の顧問。二十代後半の男性。理科教諭。一年一組の担任。
小太りで、全く怒らない大らかな先生。語尾に『ね』とつける癖がある。
〈元関係者〉
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吹奏楽部の前顧問。昨年の冬頃まで若の宮中学校に務めていた。腕のある名講師。
練習中に部員を理不尽に怒鳴りつける・侮辱するなどの行為を日常的に行っていた。後にそれらが教育委員会で問題視され、最終的には自主退職したが、現在でも部員達(特に現二年生)はトラウマに苦しんでいる。
・カナちゃん:(Horn)
『前奏』での主人公。八年前に吹奏楽部を再創立した初期生のOG。
花音が吹奏楽部に入るきっかけを作った張本人で、彼女からは『おねえちゃん』と呼ばれている。人並み外れた行動力と陽だまりのような笑顔で、花音の憧れで、
・ユキちゃん:(
『前奏』で登場。カナちゃんと共に吹奏楽部を創立した初期生のOGで、当時の部長
・トッくん:(Trombone)
『前奏』で登場。上記二人と共に吹奏楽部を創立した初期生のOBで、当時の副部長。元トロンボーン担当。
・キタガミおばあちゃん/
響介の父方の祖母。64歳。『キタガミ楽器店』の店主。『前奏』では、若の宮中学校吹奏楽部の初代顧問として登場した。
現在は教員を定年退職し、両親が多忙で滅多に家に居ない響介の親代わりの存在。放課後にしょっちゅう楽器店に遊びに来る花音や風歌を温かく受け入れる。非常に愛情深く優しい性格だが、音楽が絡むと途端に厳しくなる一面も。
【その他】
・メロディー
『キタガミ楽器店』の飼い猫。猫で言うと六歳。ピアノの鍵盤のような、白黒の島縞模様が特徴。子猫時代に捨てられて、六年前にキタガミおばあちゃんに拾われた。よく寝ている。
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中学一年生。バレーボール部所属。一年二組の学級委員。若小出身。
可愛らしい顔立ちでハキハキしている優等生だが、裏表が非常に激しい性格。劣等生である花音のことを幼い頃から見下しており、取り巻きと共にいじめていたが、前作で言い返された。
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中学一年生。一年一組の学級委員。
若小出身で、里津の幼稚園からの幼馴染。清楚系でほんわかとした雰囲気を持つ。絵を描くのが得意。
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花音の母親。四十代前半で、介護職員。
少々口うるさい性格だが、ごくごく普通の母親。元吹奏楽部員で、オーケストラや吹奏楽のコンサートを観に行くのが趣味。
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花音の2歳下の弟。若小に通う五年生。通称『みーくん』。
反抗期に差し掛かっており、家では文句ばかり言う。
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響介の兄。中学三年生。バスケットボール部のキャプテン。
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広島交響楽団の元有名クラリネット演奏家。現在は消息不明。
※若の宮中学校…通称『若中』。本作品の舞台。白銀山のふもとにある過疎気味の公立中学校。大体は若小と銀小の二校から生徒が集まるが、銀小が超小規模校のため、若小出身者が全体の七割〜八割を占める。
一、三年が全3クラス、二年が全2クラス。
男子はブレザー✕ネクタイ、女子はチェック柄のジャンパースカート✕リボンの制服。ネクタイ・リボン、上履きのライン、ジャージの色は学年ごと(2020年代は一年・緑、二年・青、三年・赤)に分かれている。
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