「日記 掌編」を含む小説

とりとめのない夢のような、奇妙な話たち。 ひとつのお題に五話ほど。ひとつひとつは数百文字。Twitterサイズですが書き下ろしです。 〈サンプル〉 1.いろいろなテディベア 「…

「ありさの迷い猫ちゃん保護日記」は迷い猫を保護、その生活を発信する人気ブログだった。 しかし、あることをきっかけに事態が発覚する。 ブログ、掲示板、まとめサイトを模した記録形式の…

大陸全土が神々に支配されていたのも最早遠い過去のこと。 旅人は大陸を旅し、様々なものを目にしていく。 それは、雷を纏う剣、旅人を癒す幻、古の姫が眠る硝子の森、雨に因って閉じ込め…

異世界だろうとどこだろうと、突然の推しの結婚発表は衝撃が大きい。 そんな気持ちをブログ風に書きました。

思い出の木の下で、あの子の命は桜と共に地へと散った。 暖かな風は、喪失の香りを運んできた。 それから、幾ばくかの月日が経った。 返事が来る筈のない手紙に日々の出来事を記し、砕け散…

KAC2022の期間中、いろいろ考えていました。 タイトルは高校生の頃に書いた掌編『血痕の日記』（1993）から。 http://misakiworld.sblo.jp/s/a…

KAC202211参加の掌編です。箇条書きにした自分のメモは、色々な意味にとれて迷うことがあります。

僕はある日、山の中で一冊の『こうかん日記』を拾った。 そこには彼のおぞましい秘密が書かれていた……！！ あなたがわかってくれたら、嬉しい。 ２０００文字程度の掌編小説です。

夏休み明け、少年たちは宿題をやったか、日記を毎日書いたか話します。 しかし、中のひとりだけは「できてないけど、できてる」とわけの分からないことをいいます。 なんだ、と聞くみんなに…

嘘つきの僕と、もうすぐいなくなる彼女。 互いの顔を知らないまま、空き教室の机の上で、交換日記が始まった。

果たして語り手は何処まで歩いていったのか？たった100字の幻想日記。

でも現実かなんてわからない。見ているものは、夢かうつつかわからない。日記型掌編小説です。

眠れない夜に書き溜めた雑記です。

エエ串。 ほら、「フーッ」 カツ身、美味っ！ 19時、去る時不気味。

中学校に通う「まる美」こと、通称・まるの日記です。 どこにでもいる中学生の日記です。

【「追い詰めかたがねえ、マジで卑怯。女にあるまじき卑怯さ」「はっはっは、性別は関係ないね、何とでも言え！　格ゲーは突き詰めて真剣勝負。殺るか？　殺られるか？　いいかい近藤、ひたす…

【暗室から出てくる先輩の顔は、ちょっとどころではなく面白い。顔全体をくしゃくしゃに縮めた出来の悪い梅干しみたいな姿を見るたび、私は心の中で「どうかこの人が一生誰からも恋しく思われ…

あたしのせいじゃないよ。

なんとなく日記をつけ始めた。 オカルト体験をふと思い出して、どうせならまとめようと思った。 だから、毎日書くものではない。 あくまで、気が向いたときに。