「守り人」を含む小説

遥か昔、まだ人と神様が近くにいた頃。 神に仕える巫女姫と、彼女を守る守り人の兄妹がいた。 二人は血の繋がった兄妹でありながら恋人同士という禁忌に触れたことにより、兄は処刑され妹は…

「私は、この森を500年間守ってきた」 銀髪のエルフ・シルヴァーナが守る永久の森。そこには人々の記憶を司る神秘の泉があった。 孤高を貫いてきた彼女の前に、ある日一人の少女が重傷を…

妖狩りを生業にする桂花宮家で生まれ、先祖返りの生力(しょうりょく)を宿す千里は、ある日二人の存在に突然口付けをされる。 ❇️一人は、通称『鴉』と呼ばれる半不死の妖。彼は千里に忘…

「好きです！」 「姫。はっきり言うと俺。そういうの、本当に迷惑なんすけど」 「えっ……つれないところも、素敵ぃ。私と結婚して！」 「……」 絶対に振り向いてくれないはずの怠惰な…

　ふる里を守ることの大切さを改めて知る機会を得たエッセイです。

ある日、学術派の頂点と呼ばれた男、ヴィサム・ホークスは姿を消した。残された屋敷の守り人だった機械人形の少年のドル。彼は心に組み込まれた様々な制約により、静かになったその屋敷に一人…

作品説明 この世界には人の想いを喰って生きる悪魔が存在する。人々の弱き心に漬け込み、契約し、その人の想いを暴走させ、魂を喰らってしまう。魂の抜けたその体は悪魔の支配下となり、化け…

ここはダンジョンと島々だけで構成された小さくも神秘的な世界。 そんな世界の片隅に、一人の孤児の少年がいた。 彼は英雄になることに憧れながらも、弱く、虐げられていた。 しかしある…

「私にもあの時力があれば……」 「青防第一特別養成学校」の教員、槇羽 綺更（まきはね きさら）は、元は”守り人”と呼ばれる、所謂自衛隊員――航空自衛隊長だった。”槇羽第一機甲装備…

【二百年生きる妖魔ドウメキ✕虐げられた出来損ないの青年タイラン】 嘉稜国には、妖魔から国を守る守城というものがいる。 タイランは、若くして守城を務める弟に仕向けられ、魏界山に眠…

食物連鎖の頂点には人間並びに、〝植魔虫〟と言う、生物がこの世界には存在する。 　初めこそは小さき者であり、極めて人畜無害に近い。 　しかし、生まれ持った本能と狂暴性により、…

此岸と彼岸の境に存在する忘川河（ぼうせんが）。 霊魂が渡ると今世の記憶を忘れてしまうという忘却の河川のほとりで、彼岸花園を管理する見習い鬼使いがいた。 彼はいわゆる落ちこぼれで…

他サイトさんの自主企画作品です。 テスラコッタ村に住む16歳の少女、アリーシャは人ならざる者を視ることの出来る 特殊な眼の持ち主だった。 ある雨の日、彼女は馬小屋で……？ 自…

クレア・L・フィールホールは母の遺品(レリック)に手をかざす。母の身に起こった真実を知るために、異能力を駆使して旅をする、非転生系異世界ファンタジー作品。 〇クレア・L・フ…

登場人物 水希　14歳の女の子。 　　　おばあちゃんっ子。(正しくは曾祖母) 陽一　水希の叔父。 宮司　神社宮司。澪の知り合い。 澪　　水希の曾祖母。 水の神　湖の神。見た目は…

＊主なあらすじ＊ 幼い頃から剣道に慣れ親しんできた高校一年生の星南奏人と、同級生の剣道仲間である三上菜奈。 ある日突然、不気味な鈴の音を耳にするようになる。 その鈴の音は二人…

食い扶持稼ぎに始めたバイトの雇い主が、どうもおかしい。 長身かつ大変に整った顔の所長だが、同時に特殊技能「ごみ箱」の持ち主であるという。意味が分からない。詳細を訊けないまま始まっ…

「大樹の物語」の紹介文となります（完結済み） 異世界ファンタジー（長編） 「大樹の物語」――荒野の果ての大樹が潰える時、新たな守り人が記憶を紡ぐ

白い塔は、雲の海に浮かぶ孤島のようにそびえ立っていた。 12歳の少女、ハルカはその塔の唯一の住人である。 彼女の唯一の家族であるマザーは、見えない存在。 マザーの声は優しく、知識…

#012 　木製の恋人 古びた木工所で生まれた「木製の恋人」は、旅人たちを温かく迎える人形。彼女は、最後の職人の願いを受け、生命を宿す奇跡を持つ。この谷間の守り人は、訪れる者に…