星南家の守り人 ～ 討妖伝 ～

【縦読み推奨】

＊主なあらすじ＊

幼い頃から剣道に慣れ親しんできた高校一年生の星南奏人と、同級生の剣道仲間である三上菜奈。
ある日突然、不気味な鈴の音を耳にするようになる。
その鈴の音は二人にしか聞こえず、不安を抱きながらも原因を突き止めようとする。

そんな時、奏人の祖父から向かうように言われた神社にて、彼らを待ち受けていたのは、平安時代後期に八百万の神々と共に闇の王を討伐したとされている呪禁師、橘惣次郎であった。

人間の欲望によって現代によみがえった妖の王。
再び、闇へと帰す為に先祖同様、惣次郎と共に戦うことになった奏人たち。

摩訶不思議で、奇想天外な。
いつもと変わりない現実の中で、妖たちに挑む奏人たち。彼らに待ち受ける試練とはどのようなものなのか。

友の思いを受け継ぎし呪禁…続きを読む