「唇」を含む小説

彼女と遊びに行こうとしたその朝、いきなり女の子に変身してしまった 男子高校生の話です。 登場人物は下記の通り ・山田美青　身長172cm　18歳　S高校3年生 　　高校1年の夏…

大正時代──本田虎臣が十二歳になる夏、湘南にある別荘へ来ていた。 そこで出会ったのは、八重澤幸一と名乗る少年だった。 元々引き合ったのは、妹の薫子と幸一を結婚相手にと親同士が決め…

私は月に生まれた 月に人は私しかいない トトおじさんは優しい 私たちは親子のようだった ある日、核戦争で滅亡寸前の地球から箱が届いた 中には地球生命の種が入っていた 冷凍された精…

始まりは中学3年生の夏休みだった。 門吹山での肝試しで出逢ったあの人に 僕は心と唇を奪われた… まさか、あんなことになるとは… ※この物語はフィクションです。 ※連載中は月…

12月25日（土） 寒かった。白い砂のような美しい塊が宙を舞う。 クリスマスツリーがまだ光っていた。 ここで彼女の言葉を思い出す。 「愛のカタチが規則正しい、型にはまった…

何しに来たんだ。 「知らない。」私は夢を見るといつもこうしてると答える。どうやって入った。その美しい男は言う。 ここには厳重に鍵がかけてある。どうやって入った。お前は私の夢の…

俺には付き合って１０年になる、人気女優の彼女がいる。修学旅行中に彼女がスカウトされ、なぜか俺を指差して「彼氏がいてもいいなら」ーあれ？俺たち付き合ってませんよね？なんか、あれから…

カルシュエ王立博物館に学芸員として勤めるフレデリカ。ある日、古くに滅びたとされる国の遺物が見つかったとの知らせを受ける。調査のため、辺境・モースリンに行くと、アルベルトという新聞…

食べ物短編。ゲーマー少女と味噌ラーメン。

クランドール王国の3番目に大きな市、セポール。 この街の路地裏には少女、シエリアの営む雑貨店があった。 普段は文字通り雑貨をあつかっている彼女だったが、実は裏の顔がある。 ひそ…

中学から一緒にいる親友に10年近く片想いしている俺の恋は、絶対に実らない。 だって俺らは男同士だし、お前は俺の義妹と付き合ってるし、それに何より「親友」だから。 そう思っていた…

2020年、3月。 この日、東京が消失した。 原因は未だわかっておらず、世界は混乱に包まれたままだった。 東京に住んでいたものたちは消息を絶ち、消失した都市部を中心に、何…

ままならない心象風景のまま、ただ貴方を想う。 第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌の部】「二十首連作部門」応募作品

　戦国時代、織田信長の妹である市姫(お市の方)は、近江国、浅井長政に嫁ぐことが決まっていた。 　婚儀が整い動揺した市姫は、城の石垣から足を踏み外し転落、タイムスリップする。 …

早川由梨　17歳。 高校二年の夏休み、親友の寧音と市民プールへ。 準備運動を怠った由梨は、まだ温まっていない水へと飛び込む。 温水プールと思って勢いよく入ったことで、思わぬ事…

ある日突然姿を消してしまった「君」を思い続けながら、 「僕」は淡々とした日常を送ることに心を砕く生活をしていた。 お花見をしようね、と言っていなくなってしまった君。 桜の香りがす…

　人は、火を前にすると見入ってしまう習性があると言う。 　火は文化そのものだ。 　冷えて固まった獣肉を脂がのった御馳走へ。 　毛皮にくるまって凍えていた苦難の夜を、酒を酌み交わ…

綿飴の唇がベタつく感じが苦手です

不良でケンカ無敗の男子高校生、佐藤響。ある日気がつくと見覚えの無い部屋で目を覚ます。 そこに居たアトゥリエーティという女神は彼に対して言う、「あなたは現世で子供を助けようとし…