「セピア色」を含む小説

「ええ、来週から異動になりました。準備もあるので、ここに来るのもこれで最後になります」 異動を来週に控えた医師の寺田麻衣子（てらだ まいこ）は、患者であり恩人でもある老人、妹尾（…

ずっと昔、おばあちゃんと仲良くしていた一人の少女が居た。 引越しをして成長した彼女は、 近況情報としていくつかの写真を送って来てくれた。 その中に居た笑顔の君。 彼の事をいつ…

KAC2022用のお話です。 「中の人」から突然住所を聞かれ、警戒する「僕」 受け取ったのは、１冊の日記だった。 --- 今回でラストお題。皆さまお疲れさまでした。

雨やどりから入った、さびれた映画館。 偶然に出会った、懐かしいラブストーリー。 あの時、映像を観る君の横顔は美しかった。 あれから、十年。 画面の記憶と共に蘇った、セピア色に染ま…

好きな男には少しの憎まれ口を言われたい。 好きな男には少しだけ面倒な女でありたい。 そう願った17の私と真摯に応えてくれた42の彼。 セピア色の記憶に多少の彩りを施して、書き留…

風邪を引いた時、必ず食べるものはありますか？お母さんが作ってくれた思い出の味はありますか？ セピア色に染まった思い出が、色を取り戻して、また動き出しますように。

楽器をめぐる彼女と僕のセピア色の短編集

１２月２４日。それは街の中が一番きれいに飾られる１日。 とても素敵な日だけれど、同時に私たち２家族にとって、 クリスマス・イブというイベント以上に大切な日でもある。 そんな日…

こちらは声劇、演劇、ドラマ用の戯曲となっております 中野　拓海・・・この物語の主人公。真面目でおせっかいの頑固者。抜けてる所はあるが筋は通す性格。文芸サークルに所属 神埼　七…

　中三生・春峰芽吹のあだ名は「女傑」。そんな大層な呼び名に相応しい自分になるために、彼女は日々遭遇する日常の謎の数々に挑んでいく。 　卒業、そしてその先の未来に待つのは理想の自分…

1964年、東京に漸くオリンピックが来たその頃、僕らは希望に溢れていた。幼年期の懐かしい思い出を。

カクヨムにて公開中の『DX3rd　リプレイ：リメンバー・ミー』の後日談SSです。 セピア色の夢から始まった物語が向かう先、その更に向こう側へ。 さあ、その手で夢を描いて。

短いです。あっという間に終わりますが、ちょっとでも心に引っかかっていただければ。よろしくお願いします。 この物語は、『小説家になろう』さまにも掲載しています。

私は昭和12年に生まれた。今、83歳となり、過ぎし方を振り返って見れば長かったようで、一瞬のような気もする。 　夫を4年前に見送り、今感じることは、「なんと、自由なのだろう」とい…

「セピア色のポートレート」の続編です。 写真家カズキの家族は奥さん祥子と娘カナ。 合間にカズキの恋愛時代をぶっこみましたよ。 賞に応募して落選しました。 続編だけれど単独で読め…

　これは、カクヨムに公開されているDX3rdソロシナリオ『リメンバー・ミー』を実際に遊んだ様子をリプレイ化した読み物である。 　漫画家を志す少年と、記憶喪失の少女が出会う時、止ま…

2016年の今頃に書いたらしい、はじめての75000文字中編小説です。 全24話。1話2000～3000文字。ところどころ2000文字弱だったり5000文字超えていたりもします。…