「どこにでも」を含む小説

はじめまして、南山之寿(なんざんのじゅ)と申します。 日常の失敗談、子育ての奮闘記。 失敗談などを、言葉遊びをしながら 綴っております。 一話数分！ どこから読んでも問題無い…

......物語の始まりを説明しよう。 とある男が異世界に放り出された。 どこか知らない場所、今いるところでさえわからない現状...... 持っているのは携帯機器だけ......…

普通のサラリーマンの白石とわは帰宅途中、凍えそうな女性を拾った。彼女と過ごす日々の中で、とわはずっと失っていた、人肌のぬくもりや食卓を囲む温かさに触れた。同棲生活が始まって一ヶ月…

秘密の花園の住人からあなたへ

夜遅くまで残業続きの私、森谷しずく23歳。 残業中にうっかり寝落ち。 気付いたら見慣れぬ光景が目に入った。 ここはどこかと焦るが、どうやら異世界の街であることに気付く。 私もしか…

溶けてしまいそうな熱さの中、大雨が降った。 そして、周りが賑やかになった。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

超名門私立高校、白桜学園に入学した主人公、継森千秋。 親の財力・影響力、あるいは本人の学力、何かしら「持つ者」しか入れないこの高校にあって、千秋は群を抜く「持つ者」の側にあった。…

誰かの、私の、貴方のかもしれない独白

・　チエコ先生（出題者） 　３６歳女性。 　ふわふわウエーブのロングヘア。 ・　キクちゃん（回答者） 　１５歳少女。 　つやつやストレートのおかっぱ頭。 本作は「カクヨム」…

雨の庭を眺め。 私はたたずんでいます。 貴方は。 今、どこにいるのですか？ 貴方の微笑みが。 貴方のクスッとした声が。 今も。 私の耳に。 残っているのです。

『十年後もお互い独身だったら、結婚しよう』 そんな、どこかのドラマで見た様な約束をした私達。 けれど十年後の今日、私は彼の妻になった。 ……そんな二人の、式後のお話。

女子高生の一暈禰が住む街には古くから伝わる風習があった。それは二百年に一度だけ氏神『イブキ様』に花嫁として若い人間を捧げるという物であった。暈禰はどこか別の世界の話であるように思…

あの日、世界は死んだ。たった一人の少女によって。 「どうしても、あいつを殺さなきゃならないんだ。それが、贖罪になるって信じてる」 とある世界のどこかに建っている「運命の塔」。 …

某動画投稿サイトに投稿されている、一本の心霊映像。 「その映像に出てくる幽霊の動きや場所が、見る度に違っている」 そんな噂が立ち始めると、再生回数は急増。 しかしその動画がどこで…

気がつくと私は記憶を失っていた。 シスターに聞くとここは欠片の庭という教会らしい。 記憶が戻るまで私はここで保護される事になる。 個性豊かな住人達はどこかで会ったような気が……

同僚に裏切られ人生に絶望し、自らの締めくくりを決意していた男は死神と名乗る、とある奇妙な存在と出会う。 異質な見た目ながらもどこか愛嬌を感じる死神と触れる中で男の心境は次第に変わ…

古代中国、春秋時代の魯国に麒麟を獲たという者が現れた。その者は君主哀公たちに麒麟の毛から紡いだ糸を献上して、こう言う。「真の君主、真の忠臣のみがこの糸を視ることができます。どうか…

　私はしがない商人、馬車で荷物を運び方々の国々を転々としながら様々な品を売り歩いている身。 　根無し草と言われてしまえばそれまでだけれど、この生活が案外気に入っている。 　そりゃ…

とある山道で母とはぐれたヒグマ。だが、釣り人に保護され、クマ牧場に保護される