「悪霊」を含む小説

　夫夫（ふうふ）で物語を演じるシリーズ、第七弾。 　心霊学者の灰土　燿（はいど　よう）、二十八歳は悪霊がいると聞きつけて、刑事で親友の香月（かづき）　夕霧と共に洞窟へやってきた…

首なし死体が見つかった。犯人は首だった。

巨大ショッピングモール・八定(はちさだ)ショッピングモールでは、『おかめっぐ君事件』という不祥事が発生する。 『おかめっぐ君事件』が引き金となり閉鎖となった八定ショッピングモ…

童謡をオマージュした、ゴーストバスターズの話です。

憎悪は忘れた頃に現れる 世代を越えた憎しみは全てを覆い尽くす 霊感のある親子は友人を救う為に戦うのであった

　今日も今日とて、槃瓠 八房《ばんこ やつふさ》は、悪霊祓い。 　 　特殊技能を必要とする仕事であるため、報酬金額は請負人のさじ加減ひとつで――大金、がっぽり。 　と、 　そんな…

寮の隣室の千鶴子は、稲荷神社が有名な名古屋の出身。そして母子家庭で、両親がいつも殆どおらず、祖母に毎日面倒を見てもらっていた私。そして幼少の時は、祖母にいつも雌の飼い犬と何時間か…

戦国時代、大戦（おおいくさ）に向かう若武者は、許嫁からの問い「いつお戻りになりますか」に答えられなかった。それは若武者が死を覚悟していたから。そして許嫁には「お前の事は必ず守る」…

柵木秀生(まさきしゅうせい)には昔から常人には見えないものが見えた。 幽霊、悪霊、妖し。 だけど見えるだけで、祓ったりできるわけがない。 見えるだけで自分ではどうしようもない理不…

夢月七海さまの自主企画「同題異話・九月号　　砂漠渡りと長月」参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 https://kakuyomu.jp/user_events/16…

「お前のような女と結婚などできないっ！　婚約などこの場において破棄する!!」 　始まりは婚約者が発した怒りの溢れるその言葉。 　私は稲妻のようなその言葉にうたれて意識を失った。…

　平穏に暮らしていた俺に、生霊が憑いていた。 　子供の頃に霊感少年と呼ばれていた弟と共に、何とか自分の身を護ろうとしていたある日、従兄弟が霊障に巻き込まれてしまう。 　不思議な鈴…

最恐の心霊スポットで起こった出来事とは、、、

紙飛行機を拾ってくれた不思議な雰囲気の少女は、悪霊探偵の少女ジェニー・クラウドだった。 彼女が屋敷内の悪霊を倒してから８年。僕はジェニー・クラウドを探して旅をし、ついに彼女を見つ…

呪い続けて幾星霜。 呪いをかけに行ったお菊さんが曲がり角で出会ったのは、伝説の悪霊、平門将。愛しのあの人を思うだけで呪いも弾む。

心に靄（もや）を抱いた人間に憑依し、意識を喰らう『憑き者（つきもの）』という悪霊が密かに横行している世界。 『妖力』という不可思議な力を用いる『護り猫（まもりねこ）』が『憑き者』…

彼女は自殺した。最愛の人を死なせてしまった。何かないだろうか。この結末を変えられる何かが。バッドエンドではなくハッピーエンドを迎えられる方法は。 「『時津神』？」 僕はその本を開…

　探偵、明智悟の元にやってきたのは女子高生の早瀬鳴海は視線に悩まされていると言う。彼女の依頼を受けて、明智は動き始めるが────。

偶然に見つけた銀鏡の刀は少女の運命を変えた。式神のミヤビと共に悪霊を切り裂く日々の始まりであった。そして、聖痕と呼ばれる銀鏡の刀を持つ者の運命は破滅との紙一重であり、真実のまなこ…

ごく普通の女子高生・永が、古い指輪を探す謎のイケメン・石川に出会ったその翌日、偶然にも、古い指輪を拾った親友・真緒が、不可解な事故で入院した。 お見舞いの帰り、石川と再会した永は…