「少し不思議より」を含む小説

大学生の山井瀬奈（せなねぇ）と高校生の久世雛菊（ヒナ）は六歳差の幼馴染。 瀬奈は雛菊を愛していたが、いつの間にか、雛菊の愛がおかしな方向に動きだす。 互いが互いを振り回す、少し不…

少女の余命は幾ばくも無かった。 全ての終わりを覚悟した少女は、兼ねてより興味のあった心霊スポット巡りを始める。 死後の世界があって欲しい。 この世に幽霊が居れば、死の恐怖も多…

准教授の〝僕〟が語る、少し不思議でちょっと怖いかも知れないお話。一話完結型・短編。 ※不定期更新です。

近未来の日本。災害により人口が減っても平穏を取り戻した日本。身体の一部をメタルに変えてアクセサリーのように流行っていたが、次第に廃れていく。 健康器具の営業社員として働いていたみ…

日々のあったことや、日常の中で見たものから浮かんだ詩や短編小説などを投稿します。

コバルト文庫の短編小説賞に提出しようとしたけれど、間に合わなかった作品です。 あまりにも不憫なので公開します。是非ご一読ください。 （他の文学賞に送ったら非公開になるかもし…

文章量少なめのショートショート作品群です。 「意味がわかると〜」系の作品を中心として、怖かったり、少し不思議だったりする作品を投稿しています。 一話完結ですのでどこから読んで頂…

とあるお屋敷に生まれたお嬢様、モノは目が見えない女の子でした。モノは好奇心旺盛な女の子でしたが、15才になる頃には、大好きな音楽、自分で読める本は読み切ってしまい、一人では着替え…

小鳥遊つぐみは、不思議な力を持っていた。それは恋心を小鳥の形で可視できること。 つぐみはその力を使って、小鳥の恋占いというオリジナル占いで人様の恋愛をお手伝いしていたのだが、高校…

ねずみが出会った「大きくてゆっくりな物」。実は彼は、二千年前に日本に来たことがあるそうで……。

とある惑星を訪れた地球人たち。翻訳機や立体映像を使って異星人との会話を試みるが、なぜか彼らには地球人の声が聞こえないようで……。

文明が滅んだ世界。砂漠の地下で遺跡への扉が見つかった。人々の期待を背負い、発掘隊が扉をこじ開けようとするが、中にとんでもない物が入っているとわかって……。

休み時間、歩と樹はナイフで南極に行く。「オットリナイフ」というこの道具を使えば、世界のどこでも好きな場所へ行けるのだ。でも、南極でナイフをなくし、日本に帰れなくなってしまって……。

木の下で首を吊ったのなら、その木は満開の桜の木になる。 隣のあの子も、裏庭の木で首を吊った。 窓の外では、青空の下、今日も満開の桜が風に揺れている。 ※他のサイトでも公開してい…

創作百合小説「星の露」と『星露の探求』の掌編シリーズ。 みじかく気軽にさらっと読める内容です。※pixiv小説で掲載中です 短編「星の露」→　https://kakuyomu.…

　無事に烏丸高校に進学した高宮悠一、広瀬麻結、宮田有紀の三人。悠一は「クロウ」として、有紀は「ピジョン」としての「仕事」も順調にこなしていた。六月に入り雨続きのある日、悠一は大き…

「ありえないわ！　一体今まで何の為に育ててきたと思ってるの……！？」 　前例のない、スキルを無しと告げられた13歳の少女、ユリ。 　実家から追い出されてしまう。 　それに対し……

公園で出会った紳士の語る【47センチの聖域】 そして世界はそれを受け入れた。 この世界にはまだ【47センチの聖域】は存在しない。

結は友達の薫と一緒に、カフェで思い出話をしていた。スマホ片手に、写真を見せながら語る結と、聞く薫。しかし、随所で自分の思い出が――記憶が抜け落ちてしまっていることに結は気づく。一…