「ただわたしだけが」を含む小説

　趣味の野草採りが仇となり、崖からまっさかさまに転落。 　異世界で地属性の魔法が得意な魔女──ハニティに転生したわたし。 　将来を期待されている（らしい）身として、修行のためせ…

当校では、生徒の自主性を養うためにディスカッションを実施している。 私が生徒に与えたテーマは―― 『SDGs』についてだ。 持続可能な社会とはなにか。 議論が白熱するなか、真…

こちらの作品は、五月に投稿したものを少しリメイクした感じです。 少々長めです。 ご了承ください。

教室の一番後ろ、わたしの席から見えるクラスのみんなの日常は。

春。 京都市内の高校に通う宝井はるこは校外学習で清水寺を訪れる。 そこで一人の美しい少女と出逢う。その瞬間、灰色だったはるこの世界は色を変えた。 二人で桜を見て話をしたのち、別れ…

　これは、ピュアっピュアなふたりの、可愛くて時々切ない、婚姻から始まる恋物語。 　両親が騙されて作った多額の借金を返すため、奴隷商人のお得意様だという黒い噂のある伯爵家に嫁いだ…

路上ライブの観客に、そのふとっちょくんはいた。 わたしはギターとわたしの歌声で、彼をダイエットさせようと試みた。 なのに・・・わたしは・・・

ゆきちゃん、83歳。(祖母) そして、26歳の孫のわたし。 幼少期を祖母のもとで過ごした時間が長い私は、恩返しとして大人になってからまたゆきちゃんのもとに寄り添うようになった。 …

板野かも様主催の自主企画「匿名短編コンテスト」に参加した作品たちです。 【始まり編】 　「星の心臓」 　　「お嬢様は魔法が得意」のことの起こりの魔法アイテムの始まりの話です。 …

お母さんに言われた一言で、私、推しのスマホに転生しました！！私、スマホだけど恋してます 主人公・白洲真帆　いじめにあった時に聞こえてきた歌声に恋して、アイドルグループのマサに恋し…

わたしとボクの物語。 ちょっとした引っ掛けを入れていますので、分かった方はコメ下さい((ヾ(･д･｡)ﾌﾘﾌﾘ

彼女は扉の前で目を閉じる。 彼女の脳裏に浮かぶ〝ある人〟の笑顔。 その人はいま、その場には居ない。 本来なら、彼女と一緒にバージンロードを歩く役になる筈だったその人は――

中三のサエは受験生。 幼なじみでお姉ちゃんの彼氏のタカフミに勉強を教わっている。 生まれた時からずっと隣にいて『好きにならずにいられない』。 それはお姉ちゃんとタカフミだけじゃな…

「ときどき、取り返しのつかないことをしたくなるのです」 わたしの人生が、どんどんおかしくなっていく。 このままでは心の中の「ぬめぬめ」にやられてしまう。 ぬいぐるみのアルバイトで…

中学校はあと1年あるから、大好きな先生ともあと1年過ごせると思ってた。 春から別の学校に移る理科の先生と彼を慕う女子生徒の、修了式の日の話。まっとうに恋が破れる話。

雨の日に拾ったラブレター。 扱いに困ったわたしは友人に相談することにした。

　――どうしよう、ティナ！　わたし、このままじゃ処刑されちゃう！ 　ある日、不意に倒れられたフランチェスカお嬢様が、目覚めて第一声告げた言葉がそれだった。 　なんでも、お嬢様…

採れたて野菜は勿論のこと。使用しなくなった洋服や高級ブランドのバッグなども、彼女が望めば惜しげなくあげた。 「それが重荷だったんだってさ。趣味が違うのに、わたしのお下がりを無理や…

「知ってる？　共犯者って、この世で最も親密な関係なんだって。わたしの好きな小説に書いてあったんだけど」 主人公・仲川七海は、何の因果か大嫌いな女と大好きだった女の死体を埋める羽目…

銃規制が解かれ、一般市民が銃の所持を許可された現代日本。元いじめっ子にして現在いじめられっ子の『わたし』は十八歳の誕生日、すなわち銃の所持を許可されたその日、とある決意をする。 …