「ショートショート」を含む小説

母から言われた「友達100人作りなさい」。 だからわたしは作った――。

赤く焼けた大地に倒れ込み、ただ死を待つばかり。 俺は静かに、目を閉じた。 アルファポリスにも投稿しています。

大学の同級生と二人で居酒屋に行った際に、彼女が妙なことを言い出した。 なんでも彼女の住んでいるアパートは『無』事故物件なのだという。 「自殺や殺人なんてめったに起こるものじゃな…

恋人と共にショーを見に来た男は、マジックの協力者としてステージに上がる。

天赦日で天恩日で一粒万倍日で甲子の日だった今年の元日に、抱負や願いを書き出すのを凡ミスで逃した主人公が、「1」のゾロ目の新月が旧暦の十二月の始まりだということで、30日後のために…

百にも及ぶ名勝負を経て、後に日ノ本中で名を馳せる英雄となる瓶山甲之助。 これは、その記念すべき最初の勝負のお話。 十八歳の甲之助は、代々続く商家の家業を手伝いながら、日々山に登…

ショートショートです。

『合格はゴールじゃない。スタートだ』 ―――かつての先生たちの言葉がよみがえる。 人生初めての挫折を味わった「俺」は、再び同じ舞台でその言葉を思い出す。 カクヨムWeb小説短…

わたしの家は、変な家。 わたしの心に、わたしはいない。 操り糸を、とかすのは誰？ start of new life――。 ※この作品は、エブリスタにも掲載しています。

「スタートする」というのが一番タイヘンであり称賛されるべきことだと思います

　昔々、ある遠い世界の図書室で、名を「ゼロス」というほんの小さな虫がいました。 　ゼロスは、その図書室の迷宮のような本棚で、一生を過ごしていました。 　シルバーの表紙、ゴールドの…

全てに現実感を感じられない女の子が、現実感を得るために男を買うお話です。 ※かなり強めの性描写があります。苦手な方はご注意下さい

こういうマラソン大会があったらいいな、というショートショートです。

放課後に奈央とトイレで雑談していた私は、真っ赤な口紅おじさんの噂を聞く。真っ赤な口紅おじさんを町で発見して家まで付いていくことができたら、好きな人と結ばれるらしい。私は信じなかっ…

近未来、地上デジタル放送が廃止された。代わりに日知人は「脳内デジタル」を導入する事になる。

自分の見た夢の内容を出来る限り公開していこうと思います。 夢で見たことをありのまま書いているので文章がおかしいところが多々あると思います。 くだらない内容もたくさんありますが…

相棒を想う少年の短い手紙。タイトルは「木の枝などから滑り落ちてくる雪」のこと。短編賞創作フェス①《スタート》参加用の書き下ろしショートショート……ですが、この内容はちょっと無理が…