「ほんとう」を含む小説

――結局あのサーバルちゃんは一体誰だったんだろう？ちょっと気になるなぁ…… 　ロッジでの一見以来、サーバルは自分の存在意義、自分とは何者かについて考えることが多くなった。 　自…

コバルト短編新人賞もう一歩に残った話です。 自分のほんとうの気持ちはそのときにはわからないし、 いつだってあとからわかることばかりです。 はじめて書いた百合ものです。よろしく…

なぜわたくしどもは読まれもしない小説を書くのか。なんでブログやツイッターやフェイスブックでは満足できないのか。というか、ほんとうにみんな人に読んでもらうために小説を書いているのか…

オリジンバンパイアて人にやられてダンジョンに閉じこめられたって骸骨師匠が言ってますけどー、ほんとうなんすかねー。玄室出たら即蒸発っすよー。で、元の位置に戻されると。 あ、僕ですか…

編集 　ずっと一緒だよ。そんなの絶対無理なのに、時ちゃんは今日もしつこく私に付きまとってくる。学校では先生にいじめはダメだって言われてるから暴行はできないし、お家ではお母さんが心…

　甲斐浩太郎と主人公（しゅ　じんこう）ことシュウがまたもや悪魔の書架に呼び出され、『銀河鉄道の夜』の作品世界へ紙魚退治に行ったが、そこで待っていたのは常夏の海に水着姿のライラとア…

思いついたショートショートの覚書みたいなものです。ほんとうに短いです。オムニバス形式です。よしなに。

私の中の私のほんとうの気持ち

腕利きで名を馳せる竜狩人が村にやってきた。村の豪商の一人息子は、なぜかその狩人になつかしさをおぼえ、心引かれる。 （novelist.jpからの再録です）

勇者となった少女は処刑される。 魔王を倒したのに、世界を救わなかった大罪人として。 少年は勇者である事を辞める。 大切な人を守る為に、魔王となる道を選んで。 彼らは、にせものか、…

女子高生、英国人ハーフのマグノリアには「人ならざるモノ」が見える。いわゆる霊感体質。エクソシストの祖父が受けた呪いにより、ソレらから襲われる日々を送っていた。 ある日、マグノリア…

　京都、丹後半島の某砂浜に漂着しているのを発見された大気圏揚陸小型艇とその搭乗者と思しき身元不明の男。彼はたどたどしい日本語で、ウラシマタロウと名乗った。

　三年間の恋に失恋したその日、浅葱はうつくしい神に出会う。 　男神は囁いた。ならば、私を愛せば良い、と。 「……あなたを？」 「愛すことが叶えば。愛すると誓おう」 　恋を。したい…