「じゃないよ」を含む小説

これは、あらゆる「事実」から導き出される「奇怪」な性質をもつ廃墟、「奇怪廃墟」のデータベース。 オカルトや心霊といった、根も葉もない噂話などではない。 　──奇怪廃墟探索家・でー…

主人公、オーバー・ドーズが１２歳で授かったスキル。 それはあらゆる運が悪くなるという、『不運（バッドラック）』と呼ばれるスキルだった。 それでも腐らず頑張って、運に頼らず自分の…

オリビアは、見目麗しい公爵令嬢でありながら貴族学園で全くモテない生活を送っていた。それと言うのも、幼いころから実の妹のように可愛がってくれているサイラス皇太子殿下がことあるごとに…

僕は、朝に僕に立ち向かおうと思う。頭に浮かんだことをただ書く。ウィットも、変態も、なにも意識しない。僕のための言葉をただ書きたいと思った。言葉が僕を作っていて、形作られたそのまま…

いつかの6月に書いた 中身のないはなし

【月・水・金に更新予定】 ──あ、そうだ。霊能力者……っていうか、まあ私みたいな幽霊が視える人達の中で、いつからかわかんないけど……面白い噂があってね。あのね『幽霊が全くいない場…

思いついたタイミングで、思いついたように筆を進めて作り出した作品を集めました。 各話につながりはなく、どこから読んでもお楽しみいただけます。 一部の作品は別サイトにも投稿していま…

　ゲームの面白さは、どれだけ攻略情報を持っているかどうかで決まる。 　そして、それは現実の世界であっても変わらない。 　俺の神スキル「世界攻略指南」は異世界の攻略本。ここには、異…

　妻子を亡くし、故郷を離れて十年。 　生きる気力を失ったまま死に瀕していたトウ＝テンは、白子の薬師サクナギに命を救われ、用心棒を頼まれる。 「どうせ死ぬならあと一人、誰かの命を守…

人を見る目がないと自負している主人公が、とある事件を起こした犯人に立ち向かおうとする話。

　隣の席の花崎さん。前髪が長くてなかなか目が見えない…と、言うか目があったことがない。1度でいいから彼女の瞳を拝んでみたい。そう思うのはメカクレ好きの僕の性。

漆黒の深夜から透明なブルーブラックに移ろう時刻の幽けさ、蜉蝣のような刹那の儚さと繊細さを歌う。捉えがたい瞬間を捉え、言語や論理ではない、一つの現実を提示する。

小学五年生の僕は、あまり者のクラスメイト達と「七不思議」を作る自由研究をすることとなった。まとまりのない僕たちはそれぞれで、K小学校にまつわる怖い話を探し始める。七つの怖い話が集…

「アレクサンドラ・フォン・ベルナール。おまえを第一王子殺害の罪で国外追放を命ずる」 （こくがいついほうって、そんなに大変なことなのかしら？） 与えられたのは、死刑宣告とも等し…

人としてのあり方、それは人それぞれであり、また、深く考えるほどのことではないことだろう。むしろ、深く考えることなど、無駄なことだと言えるのかもしれない。それにも関わらず、そんな無…

佐藤翔太には愛する妻がいる。 彼には彼女の顔が毎日違うものに見えた。 とても魅力的な顔の日もあれば、そうではない顔の日もある。 記憶を振り返ってもそれが妻との思い出なのかわからな…

悪役令嬢に転生してからというもの、悪役らしいイベントが起きる度にメンタルがやられ、死の瞬間の夢を見ている主人公。 慣れない貴族生活と、自分を悪者として扱う攻略対象たち。 そんな胃…

夢の中で夢を見ることは可能だろうか？　それが可能であれば、どのように？　その条件、その環境、そして―――どうなる？　今日の人類は価値のない課題として片付けるだろうが、いつの日か、…

勉強しか取り柄のない冴えない高２男子が、妹の幼馴染のJCアイドル達にひょんなことから勉強を教えてあげるようになり、なんだかんだでデートぽいことしたり握手会ったり最前でライブ見たり…

2024年10月、再始動 【概略】 ・「双方向」に転移出来る異世界モノへ発展します。 ・現在の序章は「現実世界編①」となっており、主人公タクヤが異世界ネイツに渡るまでのストーリ…