限界30代、寝ぼけ眼で「なにものでもない自分」を探す

Askew(あすきゅー)

はじめに

エセ「モーニングページ」のススメ


これから、モーニングページをします。

毎日、自分のためだけに朝一番に行うライティングのことです。「脳の排水」と言われるようで、まとまらない言葉を書くことで「頭の中がクリアになる」「不安が消える」「やるべきことがわかる」などの効果がある人にはあるそうな。お酒のせいで万年寝不足の僕には合っていませんが、やりたいのでやってみます。


本来は「毎日する」「紙とペンで書く」「人に見せない」「3ページ書く」のようなルールがあるようですが、このひねくれが枠にハマると思うなよ。なのでエセです。やってみることが大切。


きっかけは、最近「僕は軽い障害なのではないか。」と思うようになったからです。

回避性愛着障害。カイヒセイアイチャクショウガイ。なんか醤油をかけて網焼きしたら美味しそうですね。たぶん、サザエよりくせがなくて美味しい。


代表的な特徴は以下らしい

・一人が気楽で楽しい、安心できる

・プライドが高いのに自信がない

・自分を下げるくせに、批判に敏感で、劣等感を抱きやすい

・いわゆる「良い子」であったり、反抗期がなかった

・なにかに束縛される、責任を負うことに強い抵抗を感じる

・自責の念が強い

・「好き避け」をしてしまう

・恋人と付き合っても長く続かない

・好きになられると避けたくなる


バーナム効果(誰にでも当てはまる一般的な特徴や説明を「自分だけに当てはまる」と勘違いしてしまう心理現象のこと)と言われればそれまでですが、あまりにすべてに当てはまったので、はっとしました。

去年、3人の女性とお付き合いしたのですが「好きじゃないでしょ」ってあまりに言われました。人生初のちゃんとした彼女にも関わらず。少なくとも僕は普通の彼氏ではなかったようです。ご理解の通り、一瞬で別れてます。


モヤモヤです。僕は普通ではないと思っていたけど、その実態が自分でもわからなかった。どうすればいいのかも分からなかった。どうやら何かがおかしいことだけが直面しないといけない問題として立ち上ってきた。30歳を超えて、本当に目を背けられなくなってきた。ヤバヤバです。


書かないといけない。そう思いました。


そういえば、僕がエッセイを書き始めたのは誰かに分かってもらいたかったのもあるけど、自分のかたちを探していたのもあることを思い出しました。


だから、眠い目をこすって、ちょっとでも言葉を吐き出します。それらが僕のかたちになることを祈っています。

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