「＃夫婦もの」を含む小説

　あらゆる意味で非凡な両親から、様々な遺伝子と可能性を引き継いでしまった、最強を超える最凶な某少女の、「山椒は小粒でもピリリと辛い」を地でいく（本人と一部の）笑いと（周囲の大多数…

クリスマスイブの12月24日。智樹と美咲は仕事帰りに駅前で待ち合わせをしていた……

夫が慟哭症になった。 夫は泣き続けている。まるでこのまま消えて行ってしまうように。 私は、どうしたらいいのだろう。 夫が消えたその日、私は暗闇に向かって走り出した。

旋盤作業を中心とした会社の社長を務めるモトハル。彼は自分の教育に絶対の自信を持っていた。品行方正に育った兄妹の片割れであるトウマが、理由も告げずに毎晩寄り道するようになるまでは─…

僕の妻は怒らない。結婚して10年経つが、僕は妻が怒ったところを見た事ない。だから僕は妻を怒らせたい。それがどんなに最低なことだとしても、僕はやらずにはいられない。 一人の男が妻を…

雨の日。 その男は墓参りに来た。

とても仲良かった中年の夫婦に、とんでもない夫の部下、女性二人がはいりこんでた。それもずーっと昔から。ある日突然、夫からの告白。あなたならどうする？夫は無邪気で嘘をついてたことさえ…

「ぼく と ツマ の日常を、ここに綴っていこうと思うのですが…」暖かいよりも、生温い、どこか ほっこり する物語

サソリ姉さんこと玉村華子は、認知症で介護施設に入居することになった。そんなある日、サソリ姉さんの妹夫婦が華子の面会にやって来た。それをきっかけに妹夫婦は介護施設入居者の不思議な …

僕は疲れた彼女にそっとカーディガンを掛けてあげて、小さく囁くのだ。 「今日もよく頑張ったね。……おやすみ」 夫婦の、一日の終わりに交わされる小さな言葉のキャッチボール。

仲直りした夫婦。その、学生時代の話

◆あなたの優しさが沢山あふれていて、胸が締め付けられるようでした。 結婚指輪をなくした私を待っていたのは……。 あなたの愛に包まれて、今日も素敵な日となるでしょう。 ◆登場…

ショートショートです。 大好きで結婚して、いつまもカップルのように、昼も夜も愛し合う二人。 信じ切って身をゆだねる彼女に、衝撃が走る。 身をよじる愛に、裏切りの現実は受け入れ…

習作です。 富小路とみころさん主催企画「セルフ三題噺『風薫り我想う』」に参加させていただきました。 【https://kakuyomu.jp/user_events/117735…

　浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。 　人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には、秘密があった。 　それは、真紀が前…

２０００文字くらいなので、サクッと読み終わります。多分。

空の遥か向こう、人知を超えた領域【上】の知識を基に、魔人と賢者の夫婦は子の為に、『遺産』を世界各地に生み出した。 自称冒険家のレイジは『遺産』を一目見るべく、神官の身辺警…

陽の昇らなくなった日本。 闇の上空には、轟轟と轟音を立てる謎の黒い渦が…。 都市機能が崩壊した人々たちの間に拡散されたメッセージは、 「日本は危ない！北へ逃げろ！」 北へ逃げ…