「夏」を含む小説

都内のマンションに住む高校生の由梨花は、突如として発生した謎の病『想愁病』を治すため、謎の少年霞澄と共に日本中を旅することに。 割とどこにでもいそうな(？)二人が織り成す楽しい冒…

故郷に帰省してきた孫娘におばあちゃんがちょっぴり不思議でちょっぴり怖い話をしてあげるようです。 生温かい風が吹くむし暑い夜――、百本ロウソクを用意してお待ち下さい。

夏休み直前に出された宿題に戸惑うハヤト。毎日を精一杯生きる中学生には、なかなか思いもよらないテーマだった。 宿題の行方を片隅におきつつ、ハヤトと仲間たちは中学二年の夏休みを、恋愛…

７月の終業式の日、黒原さんが学校のコピー機で印刷をしようとすると、なんとそこには女性ものの下着が置かれていた。黒原さんが困惑していると、同じクラスの不思議系女子弓木さんが現れて……

『夏休みが終わっても、そばにいたい――』 高校1年生の夏休み直前、長屋夏斗はバランスを崩して階段から落ちてきた女子生徒を助ける。 彼女はクラスの中で《氷姫》と呼ばれるいつも冷た…

正幸は中年のサラリーマン。盆休みを利用して、３０年ぶりに甲子園に行く。

夏の終わりに私は、せみの亡骸をみた。 せみ達は、何を思って逝ったのだろう。 私は、せみに問い掛けてみた。 せみ達は、生と死のはざまで夏の終わりに何を想う… ※フィクションです。

ずっとこのままでいられたらいいのに…… 彼女の思いは届かない 何故ならそこに光が差すことはないのだから

実話です。 実体験です。 冷たいお水が美味しい夏はもう少し続きそうですね。 飲食店で出されるよく冷えたお冷。好きなんです。小さな氷がヂャラヂャラ浮いてるタイプがとくに。 お冷…

7月に参加させていただいた、綺想編纂館 （朧）様(@Fictionarys)のTwitter企画「文披31題」です。 佐和商店怪異集めで参加しました。 本編寄りだったり番外編より…

どんな時も、どんな状況も、僕には夢のようだった。 いつも夢を掴んでいる気がしていた。 例えどんなことが、あったとしても――。

夏の全国高校野球選手権大会、地区予選決勝。９回裏一死三塁、ライトに飛球が上がる。ライトからのバックホーム。アウトなら試合終了、セーフなら同点。タイミングは微妙。果たして判定は……

400MR然り、1600MR然り。 個性バラバラの連中を繋ぐのは、1本のバトン。 そこには実重量以上の『重さ』がある。 ・・・実際キッツいぜ、託されるって。

去年の夏、彼は「好きだ」と、そう言ってくれた。でも、今彼の隣にいる女の子を見て、少し早めに渡そうとしているこのチョコは捨てるべきだと確信した。

時空移動できるしゃべる青カエル 恩返し？ではなく水の異世界へ連れ戻す戦士

「さあ、ポインセチア。 　いつものように、お前の大好きな昔話をしてあげよう。 　赤い満月の夜に行われる、魔法師のための祭典。 　そのはじまりの物語を」　 　赤い月が笑う夜。 　…

何処にでもある様な。 曰く付きの、怪談話。 覚悟のある方だけ、どうぞ。

「ひまわりが食い荒らされて困ってるんです、助けてください」夏も盛りの蒸し暑い時期、ある探偵事務所に舞い込んだ奇妙な依頼。調査に訪れた探偵二人。《あなただけを見つめる》を花言葉に持…

高校生の熊谷哲也（くまがいてつや）は学校帰りにある公園で夏にも関わらずジャケットを着ている少女を見かけ、不思議に思い声をかける。 その少女はなんと人間ではなく、近くの山の神社で…

第26回倉敷市民文学賞短歌部門大賞受賞。 若書きの短歌ばかりで、荒削りなところはありますが、 現在から振り返ると（手前味噌ですが）そこが逆に魅力的なのかもしれません。 1首1首に…