「ホラーっていうかSF」を含む小説

　休日の朝寝坊を何より愛する「僕」は、布団の中で「このまま時間が止まってくれればいいのに」と熱望した。 　――すると。 【30分小説】日曜日 （2009初稿・2023改稿）

【※本作品の主人公はⅢ章から登場します】 数年前から研究中の遺伝子治療により、癌やエイズのような難病をも治療する技術が新たに発見された。 人の体内に眠る『ダーウィン細胞』 …

ある日、地球は崩壊した。 衝撃波によって吹き飛んだ岩盤はいくつにも空中分解し、縦横無尽に、無差別に世界中に降り注いだ。 それは兄と妹────幼い子供2人だけの住む家も、例外では…

お題「深夜の散歩で起きた出来事」

☆『意味がわかると怖い４コマ』という書籍を読んで創作意欲が沸いて、ちょい書きしたくなりました。 ★実は作者は、ホラーとか恐怖モノは…観るのも聴くのも大嫌いな、おしっこチビりのビ…

錦糸（にしき　いと）…主人公兼語り。我慢強い。（本作は、彼の半生の自筆の記録である） 祖父…糸の祖父。殺人者で、糸や子供たちに殺人を教える。 ジャック…糸の同級生。スピードが速く…

応募したいコンテストがある。しかし想像もつかなければ圧倒的に字数も足りない。おまけにおれたちは……。おれは親友のあいつ、オレと。社会的な死を避けるためにデスゲームに参加することに…

　 　思い付きのネタで書いた 　百文字前後の短い話を置いてあります。 　基本的にどの話から読んでも大丈夫です。 　 　

あらすじに重篤なネタバレ有 世界には龍が存在する。その存在を公に認め、権利を保証する都市の制定が行われることになった。 それを祝してアイドルとして活動する龍、川柳瀬（かわや…

引退を考えているやくざの國木が幼なじみの親友に見せられたスマホのアプリ。それはＡＩで〈敵〉を判定して教えてくれるという。さっそくためしてみると、通りすがりのあの男は〈敵〉だと判定…

労働「死」者派遣サービス。 それは死者を労働力として扱う人材派遣会社。 あまりにも冒涜的なこのサービスは、しかし人々に受け入れられる。 例えばそう、大切な人を蘇らせたいと渇望する…

『ノックの音（達）がした。』と同様、「ノックの音がした」で始まる掌編を並べています。ごく短い作品は短編賞に応募しづらい気がしたため、とりあえずまとめてみることにしたものです。

文明が滅び去ったあと、わずかな生き残りたちは文明が使っていた言葉を捨てた。 生き残りの子孫である少女ンクァタは、そんな旧文明の言葉、旧言語を学んでいた。 なぜ、生き残りたちは言葉…

〈細菌〉〈古細菌〉そして人類を含む〈真核生物〉どのドメインにも属さない、新たな細胞特性を持つ生命体が地上に現れた時、地球は大きな転換期を迎える……。 一年前、突如出現したモルテ…

「カクヨムWeb小説短編賞2022」に参加しようとして間に合わいませんでした。 でも、今続きを書いています。ちょっと時間いただきます。すいません。 （たぶん）これまでにないタイプ…

「僕たちがオトしたものを探してくれないか」 舞い降りた天使はその言葉を告げると、僕を日常から追放した。 僕の名前は日高仭。日常と自分の愛するものの幸福を見ることが生きがいの高校生…

僕は人喰い彼女をつくった。 この手記には、彼女に対する僕の想いが記されている。 未来を生きる誰かに、この手記が届きますように……。

　20XX年某日。それまで従順だったアンドロイドが、突然人間に対して反乱を起こした。ＡＩに依存した生活を送っていた人間社会は回らなくなり、人類はあっという間に追い込まれていった。…