「ただ語るだけ」を含む小説

ある主人の遺影には桜の小袿がかかっている。その理由を語っていく使用人。黒いリボンを結ぶことが通常の遺影の影には鮮やかな桜色の小袿があった。その死と鮮やかという正反対の色彩が織られ…

　「自分」が語る、ドッペルゲンガーに会った出来事。 　大川で釣りをしていると、夕立に降られた。横を見ると、いつの間にか、大きなつばの麦わら帽子を被った男が釣りをしていて……。 …

これは私がまだ佛教大学の学生だった頃に 体験した話です。仏教と一言でいっても、 実は様々な流派があり、本来うちは幽霊の 存在を認めている訳ではなかったんです。 でも、実際に色んな…

幽霊の正体はたまたま。神のうっかりミス、それが幽霊の源流。自称霊媒師のヨシばあちゃんが語る、現実と幻想の間で揺れ動く、幽霊と少年の交錯。彼女は『花子陽』、1970年から訪れた時空…

僕とケウケは酒を飲む。 ケウケは妖怪について語る。 そんな僕たちの晩酌の話。

いわばアレクサンドルのダメ日記ですね（笑） 何となく"ごくたまーに"自分のことやその日あったこと、小説作りについて、自分について、綴るだけのエッセイですね。 活動日記みたいな感じ…

異世界ものを含め色々なジャンルの小説やゲーム、漫画、アニメを見る作者が、異世界系の作品を見て疑問に思ったことを、なんとか頑張って物語風にして語る、そんなお話。作者が怠惰故に、次が…

　《稜威祇〈いつぎ〉》や《天藍〈てんらん〉の理族〈りぞく〉》、《一天十二座〈いってんじゅうにざ〉》など…… 　造語や指定単語がほどほどにあるので、まだの方は《神鎮めの１》から、…

一昔前、怪談にハマっていたことがありました。レンタルビデオ店に足繁く通っては、ホラー系の作品をたくさん見たものです。今となっては、その内容はほとんど忘れてしまいました。それでもあ…

　「僕」が語る、高校一年の時の初恋の思い出。 　平日の夜七時に通る公園の池のベンチに、一人の少女の姿を見かけるようになった。彼女はいつも、教科書を読んでいた……。 　「【公式自…

兵器、それは戦争の道具であり、人を殺す為に生まれた存在。 だが人は、そこにロマンを見出す。 空を翔ける鋼鉄の鳥に、海をゆく鋼鉄の城に、陸地を走る鋼鉄の騎馬に、終わることの無いロマ…

「『占奈さんの占いが当たりすぎている！』の全エピソードを徹底解説！ 作者自身が語る裏話とともに、物語の奥深さを一緒に探求しましょう。 キャラクターの心の動きや物語の伏線、そして…

人は彼に問わず語りに怪異を語る。 バスの中、職場、行きつけの美容室。様々な場所で怪談を一方的に聞かされる男・水方朔馬。 そんな彼の前に現れたのは「海藻女」？！ 怪異を押し付けら…

「お嬢様のご命令とあれば、地獄の果てまでお供します。」 お嬢様とメイドさんの駆け引きと、少しの謎解きと、感動のストーリーです。 人物:ステラ•ハーヴィー…ハーヴィー伯爵家の令嬢。…

このエッセイは、終戦記念日を迎えるにあたり、戦争を知らない世代が感じる戦争の悲惨さと、無力な人々が犠牲となった現実について考えを綴ったものです。戦争の恐ろしさを忘れず、二度と同じ…

ここ１５年くらいの間にプレイしたゲームからレトロゲームまでを緩くレビューしていきます。 時々、ゲームに関するコラム的なものも挟みます。 なお、古いものにはアーカイブスやバーチャル…

おすすめの映画を語りあかしたい日もある。 勢いだけいいです。 優しい映画も、巨大ザメ映画も、アクションも、昔の映画も、新しい映画も好きです。 基本は洋画。たまに邦画。アニメも、…

素人底辺作家のおっさんが、素人なりに人気コンテンツを鑑賞し感じたことを簡潔にまとめて公開するものです。同じような執筆の悩みをお持ちの方のお役に立てれば多少は自分の趣味も自己満足だ…

凄く長く生きているエルフお姉さんなら異世界の変な風習の歴史とか知っているはず！ それを日々だらだら語ってくれたりしたら最高じゃない？ そして特に何も起こることが無かったら結局一番…

　花屋『フルール・デュ・クール』のモットーは『贈る人の心を映し出した花束を作ること』 　訪れる客は訳あり客ばかりだが、イケメン二人がつくる花束に心を開いていく。 　そんな彼らに…