「秋」を含む小説

はじめにバッドエンドなことをお伝えしておきます。 悲恋ものが好きな人は是非！

運命は決められている。 主人公、思井草太は気がついたとき見知らぬ部屋にいた。古い床、古書の香り。どこまで突き抜けているのか、わからないほど遠く、暗い天井。 その部屋に、埋もれるよ…

５０００字程の短編です。 子供会の秋祭りの朝の話です。 そこに、一つの家族の在り方を被せてみました。 こちらの作品は、他サイトにも掲載しています。

秋の夕暮れ、校舎裏。あふれる想いが、つい口をついて出た？ 自分は少年、それとも少女？　あいては彼、それとも彼女？ こんな脅し文句、誰か使ってくださいって、ツイッターであったから…

親友同士の瑠衣子とりずは、高校二年の秋、同時期に初めての失恋をする。慰め合う二人だが、りずは元彼たちへのある復讐計画を思い立つのだった。

そこは、大樹を中心に、四つの国がある世界。 一本の枝には、夏。涼風渦巻く土地ながら、気温は常に三十度を超える。独特の文化があり、人々は自然に根を張って暮らしている。 一本の枝…

青白し　残業帰りの　冬の月 弥彦山　霧の向こうに　鳥居見ゆ 行く雲の　速度ゆるやか　秋の空 教会の　先端光り　夏日暮 朝日受け　エッフェル塔や　天高し 行く春や　パリマラソンが　…

「――おれの本当のカラダは、どこへ行きやがったァッ!!」 　アメリカ合衆国シークレットサービス捜査官、ヘンリー・ケイスは幽体離脱の超能力を持つ。副大統領を狙う暗殺者を捕まえるため…

「ここには、秋が残っていると聞いて……」 とある峠の茶屋に現れた旅人は、そう答えた。

時は現代。世界には六大陸のほかに、謎に包まれた大陸アトランティスが存在します。日本の少年、戸輪伊吹は、ある理由により、この大陸に乗りこむことになります。一体そこにはなにが待ち受け…

とある町の繁華街の一角に一本の変わった形をした木が立っていた。その木の幹にはまるで洞窟の入口のような穴がぽっかりと開いていた。秋も深まったある日の午後、就職活動に失敗し続け、生き…

　定期テストの結果発表。職員室前に貼り出されたその結果を固唾を飲んで見つめる一人の少年がいた。 　少年の名前は一條一。一の家では代々医師を勤めており、一も医者となるべき父親から優…

～あらすじ～ それはローマ帝国の瓦解よりほどなくしての、中近東ペルシャの域でのこと。 ローマ帝国の貴族を祖先に持つヨーロッパ系キリスト教徒の奴隷の孔雀人の少女、カタリナ。彼女は…

~あらすじ~ 「三日以内に3件以上の事件解決！もしできなかったら、廃業なさい！」 太陽がさんさんと降り注ぐ、ここはシラクサ。地中海に浮かぶ、ギリシャ・イタリアのような文化を持つ…

超法規的何かが秘密裏に働いた。大学一の高嶺の花が、ぼくの手中に収まったのである。しかし有頂天は長く続かない。彼女は交際一年でぼくを袖にしたのだ！　それも世界で最も唾棄すべき方法で…

霊とか出て来てもホラーではなく、日常。主人公の冬樹は姉二人と同居している、霊が見えるだけの高校一年、友人のせいで霊相談を受けたりする。 秋音、三女の姉高校二年。霊は見えないが力は…

昭和１９年、秋。急きょ帰国を命じられた弘幸が東京で受けた新しい命令は、《閣下》と共に《いわくつき》の宝物を疎開させよというものだった。 （一話ごとに、独立した話になります）