「貴方へ」を含む小説

　あるやくざの組長の側近の娘だった、美子（みこ）は、ある日、対立する組織との抗争に巻きこまれ、二十歳の若さでこの世を去った。 　……はずなのだが、次に目を覚ますと、記憶のあるまま…

あなたの心に寄り添う言葉を…… 詩集という形で、思いついた詩や短い文章を連載していきますので、どの詩からでも自由に読んで頂けます。 僕の内にあるもの、心の奥にあるもの、溢れてくる…

【書籍化決定しました・小説家になろう様より転載しています】 隣国と共謀し国を亡ぼすとでっち上げの罪で告発され、処刑された私が目覚めると、そこは十年前の自分の部屋だった。 十歳のこ…

天涯孤独の高校生の宇宙大地は、見知らぬ美少女にパパと呼ばれ、なんと求婚された！　毎日押しかけ一途に愛情を届けてくる彼女に、彼の荒んだ心は次第に癒やされ、やがて惹かれていく。そして…

日本で知らない人はほぼ居ないとされている大企業の社長を父に持つ風間紗希は人望以外何でも持っていた。けれど彼女の心の箱は底に穴が空いているようで満たされる事はなかった。 そんな中、…

「なんて生臭い…。貴方、知ってる？　生と死の狭間にあるものは、最も醜いのよ」 厭世的な男 海に憑りつかれた女 海は、全てを呑み込んで、そこに在る…

【80PVありがとうございます！】 大学入学を控えた久遠伊織は、忙しい合間を縫って山を登り一つの祠を訪れていた。 その祠へ足を運ぶと一匹の子ぎつねが姿を見せる。 この子ぎつねと出…

一句部門　四作品応募

都内のOL、木慈楓の彼氏は幽霊。 億劫な独り言、片寄った食生活。荒んだ家に、幽霊が光を灯す。

強い悪霊の退治に手をやき、〝深手〟を負った〝除霊士〟如月条規は、病院で影のある美少女 夏見と出逢う。夏見は、〝妖魔〟に侵されており、条規は咄嗟に妖魔刀で除霊するが不完全で終わる。…

「貴方様は私の主。私の光。私の全て」 　妹の墓参りから帰る途中、ふと意識が途絶え、目が覚めると礼拝堂で倒れていた青年、安藤隆。そこで出会ったのは、ひとりの美しい修道女。 　そ…

　「恋愛で1番辛いのは何だろう」と考えた事はある? 　ずっと気持ちを伝えられない時 　相手に告白してフラれた時 　相手に恋人が出来た時 　付き合って気まずくなってしまった…

※冒頭抜粋 　ワタシには霊感があるらしい。「あるらしい」と、忌避感のある言い回しで、明文化を避けるのには訳がある。鏡越しに自分の姿を手取り足取り、他人と共有するような手軽さに欠…

囚われた修道僧　彼は夜に不思議な夢を見る 昔　通った古代カルタゴの遺跡‥ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 続く夢の中の情景は‥ 荒地、夜の時間　月明りの…

「ユウキ・アルバーン、貴方には勇者としての素質があります」 　辺鄙な村で今日も父と畑を耕していたユウキ・アルバーンは、王都から来た騎士団に連れられ王都の中にある教会で白髪のシス…

「愛してるよハギタ」 「私もですわ、ヘドヴァン様……」 　なんなの、これは。 　それはとある日のこと。目の前で行われてる行為に目を奪われながら、私ことラウザは驚愕していた。…

王国歴564年のある日の舞踏会で第一王子ダンゼスは婚約者である イレーナに言った婚約破棄をして庶民であるクリスティーナとの結婚を発表した 本作は小説家になろうとカクヨム…

昨日の夜もあのひとは帰ってこなかった―― ☆三題噺： 朝、視線、影☆

（本作は、今から25年前の1999年頃に各話個別で書かれていたシリーズ作品を改題・編集し、なるべく当時の雰囲気を壊さないように残しながらリマスターしたものです。「はじめに」に続き…