組長の側近の娘が抗争に巻き込まれ転生したら……

三途ノ川 黒

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神崎美子(転生後:ミコ・ジュリエッタ)

 とあるやくざの組長の側近の娘。

 組の事務職兼警備に就いていた。

 しかし、敵対組織との抗争に巻きこまれ、二十歳で死亡。

 死んだはずが、記憶のあるまま赤ん坊としてファンタジー世界に転生。

 基本、生命力に溢れ、探究心や好奇心の強い美子はミコとして精一杯生きる。

 十歳の時、聖龍に出逢い、加護を受け、過去に彫った腕の龍の刺青が浮かび上がり、話題になる。『加護の神子』と噂されている。

 魔法や剣の腕もいいし、腕っぷしもいい。顔もいいので異世界で女子にモテる。

 そんな幼少期を過ごし、ある程度思春期を迎えて全寮制高等女学校に通うことに。

 ある時、『騎士団』を名乗る女子生徒に決闘を挑まれ、難なく勝利。

 そして、次期女王候補の上級生、キャロライン・ローレンに声をかけられ……



キャロライン・ローレン

 美子が転生した先の国、フ―ロンハーゲンの次期女王候補。

 美子より二つ年上。

 女学校では生徒会長をしている。

 『騎士団』と呼ばれる腕のたつ女子たちでできた部隊に守られている。

 しかし、『ただ、一人と共にいたい』と思うようになり、一目見て気に入ったミコに『騎士団』イチの腕のたつ女子を向かわせ、勝利した彼女に、益々惚れこむ。



ライザリー・リーク

 『騎士団』元団長

 大好きな主のキャロラインにミコと決闘しなさいと言われ、余裕よ!! とぶっこいてたら無様に負け、主、キャロラインから信頼は無くすわ、団長はミコに代わらなきゃならんわで散々な人。

 しかし、今度はミコの強さに惚れこみ、強か女子同士、友情を築き始めることになる。



リリア・ジュリエッタ

 美子の転生先での母

 農家の跡継ぎ

 過去は夫と冒険していた女剣士



フローマ・ジュリエッタ

 美子の転生先での父

 冒険家、魔法剣士

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