タイトル[馬鹿王子とそれを断罪する悪役令嬢]
絶望を超越するもの
タイトル[馬鹿王子とそれを断罪する悪役令嬢]
「ここに俺とイレーナとの婚約破棄をここに宣言する
そして俺とクリスティーナとの結婚をここに宣言する!」
そうダンゼス王子は舞踏会で言い放った。
「ダンゼス王子よ何故私と婚約を破棄して
クリスティーナとの結婚をするのですか!」
「このゴミ女を連れて行け兵士ども!」
「だから何故そのようなことを!」
そうして兵士たちによってイレーナは連れ去られて家に戻って来た。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「こんな事が許されていいのか?こんな事が許されていいはずがないならば
この私が復讐してやる思い知らせてやるダンゼス王子に思い知らせてやるんだ
そしてあの馬鹿王子であるダンゼスに思い知らせるにはどうすればいいどうすれば
仮にもダンゼスはこの国の第一王子であり普通の方法では復讐なんて
絶対にできないどうすればできる?…………………………………………いや確か
我が家には禁忌とされる魔法がある禁書庫があるはずそれに私なら確か入れるはず
そこにある禁忌とされる魔法ならかなりの代償は払う事になるが復讐を成せるはず
そう一人ぶつぶつと独り言をしながらフラフラと禁書庫に入ってその中から
ダンゼス王子に復讐するのに最適な魔法を探し続けて一つの魔法を見つけた。
「この魔法は一人の人間の周りが認識を操られて納得して死刑に処す
そしてその死刑にされる人間は周りとは違って一切認識を操られない
そして死刑になれるまでの間に感じた恐怖が一定地に達した場合は
魔法の発動者は地獄に送られないが恐怖が一定地に到達しなかった場合は魔法の
発動者は地獄に送られる、この恐怖の一定値はかなり恐怖を感じてくれなければ
ならないがあの凄い馬鹿王子のダンゼスなら感じるからまあ大丈夫でしょうわ!」
そうして魔法の準備をイレーナは始めた
牛に羊に山羊に鶏に蝙蝠の羽にドラゴンの目玉
そして人間の血で描く100mの魔法陣
時刻は12時の12分12秒0.12秒その時に詠唱を始める。
「כאן אתה יכול לתת לי טקס בו יצרת טקס שנעשה על
ידי מירוץ המירוץ, טקס של דרקון, עוף, כנפי עוף, עטלפים, כנפי עוף.」
そう詠唱を行ったそして魔法は発動した。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「今どんな気持ちだダンゼス元王子?」
そうイレーナは牢屋に入って処刑まで
あと数分のダンゼス王子に話しかけた。
「どんな気持ちだって言われてもまあいつも通りじゃないか?」
「いつも通り?確かに表面上は上手く整えているようだが
あと数分で処刑台に送られて死ぬって言うのにいつも通り?
それは無いんじゃな〜〜〜無いか?お前は今恐怖している!
それを誤魔化す為に振る舞っているだけに過ぎない本性を見せろ!!!!!」
そう言ってイレーナ強く牢屋を蹴った。
「本性をと言われても俺が何かを隠したことはないぞ?」
「………………………確かに私は貴方を侮っていたまさかあと数分で
死ぬと言うのにも関わらず、こんな演技ができるほどに演技派だとはね
なら貴方に聞きたい事があります、貴方は何故私との婚約を破棄してあの
平民の本当に何の取り柄もない雑魚のクリスティーナとの結婚をしたのか?」
「う〜〜〜ん何となく?」
「何となくでこの私との婚約を破棄したと!!!!!」
「そうだけど何か?」
「ふざけたことばかり抜かすな!!!!!
死にたくないと泣き叫んで恐怖に震えながら
しょんべん漏らして私の足の指を舐めろ!!!!!
死を恐れよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「何故?」
「はぁ?」
「何故死を恐れるんだ?死も生も変わらないのに?」
「何を言っている??死と生は天と地ほどの差があるだろ??」
「そっちこそ何を言っているんだ?天と地にも差などないだろ?」
「は?」
「そうこう話しているうちに処刑の時間が来たようだな」
そうしてやって来た兵隊によってダンゼスは連れ去られた。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「ここに元第一王子マーティン・ランツェ・ダンゼスの処刑を行う
最後に何か言い残す事があるのであれば言う事が許されるが何かあるか!」
「特に何も?」
「そうかならば処刑を実行する」
そうして刃は落ちて首は宙を舞いそしてダンゼスは死んだそして。
「…………………………いやだ…………………………いやだ!!この私は
この私??はいやだ私は私は地獄なんかに行きたいはない!!!!!!!!」
[באיזו שעה הסיום אם המשפט נכשל?
הזן את הסוף האמיתי של הכאב האמיתי בגיהינום אינסופי אמיתי]
イレーナは真なる無限の地獄で真なる苦痛を味わい真なる終わりを迎えた。
タイトル[馬鹿王子とそれを断罪する悪役令嬢] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます