「視えるだけ」を含む小説

時は現代。八百万におわす神々は悩んでいた。 ――深刻な信仰不足！ 科学技術が発達した今、神に対する人間の信仰心はゆっくりと凋落の一途を辿っていた。とかく数の多い日本の神々、メジャ…

亡くなった人。 亡くなる寸前の人。 余命がわかる人。 それが視えるのが死神である。 そんなある日、死神である柚斗のに舞い降りた仕事は、1ヶ月後に亡くなるとされた女子高生のサポー…

　ウィスキーが大好きな、知的障害者の施設勤務の小山美南（こやまみなみ）には、自慢の彼氏がいた、のだが…。 　ウィスキーの味と共に送る、不思議なラブストーリー！ ※幽霊の視える…

幽霊しか友達がいない高校生の俺は、霊感がありすぎる女子生徒、神々廻陽來（ししば　ひな）と出会う。 なんでも彼女はその霊感体質のせいで友達ができないらしい。 同じく幽霊が視える俺に…

人には見えないモノが視える。 そんな特異な能力を持った少年『茨木 神路』は、ある日突然ひとりの少女に出会った。 人と神。ふたりの出会い。 そこから始まる“モノ”語り。

時代は大正、銀座で風変わりな本屋を営む南雲堂。 そこに居候するフランス人ハーフの少女<鈴>と南雲堂の息子<慶一郎>が 日常に潜む事件を読み解く四つの物語。 過去を視る「少女」と…

琴沢 弥子(ことざわ みこ)、24歳。 ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に小中高、大学までを経て、地元の中小企業に就職した。 そんなごくごく平凡な私には、人には言えない秘…

新宿歌舞伎町を囲むような通りに建つ一つの雑居ビル。 そこで怠惰に探偵業を営む男が一人。 嘘が「視える」探偵とそれを取り巻く人々の奇妙な謎解きの物語。 このページを開いてくださ…

これは、聴こえる男と視える女のおはなし。

予見の目を持ち国の為に生きる綸国后・伶藍は、綸国を侵略してきた隗国の皇帝・汪凱に宿る軍神を視てしまう。国を守るために汪凱に近づき軍神を調べる伶藍だが、次第に汪凱に惹かれ、彼を軍神…

舞台は守護霊の力を手にした「霊能者」の集う近未来都市。その名は「霊能都市」。 ある事件に巻き込まれて記憶を失った少年、神河ケイトは、突然自身の守護霊が視えるようになった。 神父に…

　子供の時、『儀式事件』と呼ばれる事件の被害者となった都筑　健太。事件の解決後、モノの寿命を宿す糸、《不可避の糸》が視える能力を手に入れてしまう。 　十年後、高校生になった健太は…

モノノケ同心と異名をとる御影朔次郎は、しかし肝心のモノノケが視えない。化物絵師と噂の視える女絵師とともに、今日も今日とて花のお江戸にはびこるモノノケを退治――――できるのか？ …

霊とか出て来てもホラーではなく、日常。主人公の冬樹は姉二人と同居している、霊が見えるだけの高校一年、友人のせいで霊相談を受けたりする。 秋音、三女の姉高校二年。霊は見えないが力は…