「灰色」を含む小説

※ネタバレ注意 【キャラクター設定】 ・一条カスミ（イチジョウカスミ）→１２歳。小学６年生。黒髪黒目。背中の真ん中まで伸びた髪と丸い目。魔法マニア。不運体質。わくわくしていると雨…

異世界にやってきて職探し。未成年で住み込みで三食ティータイム付き。雇ってもらえて嬉しいのか自分でもまだよくわからない。なんですか怪盗？怪盗助手？猫が喋った！これがこの世界の常識な…

「俺があなたを守ります」 それは、幼い頃に交わした約束。 人外のモノを引き寄せてしまう体質の少女、真白は、昔からある悩みを抱えていた。 それは自分の厄介な体質のこと……ではなく…

この作品は、すでに投稿されている「聖女の書」全４１話をカドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト用に短編にしたものです。 ※ネタバレ注意 〈キャラクター設定〉 ☆主人公　 …

　貴族と平民の格差が著しくなった時代。 　貴族は平民を奴隷のように扱い、平民は貴族を憎んだ。 　もはや王国の統治は末期になっていたころ。 　一人の存在すら否定された第四王女のお…

ダークソウル３というゲームで遊んでいて、心に降りてきた言葉で詩を作りました。 好きなように読み解いて頂けると嬉しいです。 自分のブログの方にも画像付きで載せています。

海面上昇によって陸地が消失し、人類が海と空で生活する時代。 反重力エンジンを搭載した空を飛ぶ船――宙船による物資輸送は欠かせないものとなっていた。 若き宙船乗りのバートンは乗っ…

ガムは味がなくなっても口が寂しいから噛み続けるほうだ。 つまり未練たらしい人間。それが俺、佐久間タクヤ。異世界の英雄。 だからきっとこの先の人生、一生異世界での思い出にしがみつき…

あることをきっかけに陸上競技から距離を置いていた黒羽迅の日常は、彩度を失い灰色になっていた———「無機物少女」が現れるまでは。 表情の動かない少女・エミリーと彼女を取り巻く学生た…

　黒竜に踏み潰されそうになっていた白蛇を助けた櫻花は、黒竜の怒りを買い、法力が半分になった上、余命十年の呪いをかけられてしまう。 　地に頭を付いて謝れば赦してやると黒竜は言…

短編児童小説コンテスト参加作品。 ※ネタバレ注意 ●キャラクター設定 祝月(いわいづき)カリン 　主人公。十四歳女子。シビルサファイア。 　両親が警察官(母親は元警察官)…

私は王が若りし頃、『黄金の鳥籠』に侍っていた。無能な王、だが王は三日月の夕刻に海峡へ薔薇を投げる。 ［参考］ 『千夜一夜物語』説話集 『ルバイヤート』オマル・ハイヤーム著、小川…

間に合った……？ 「賢いヒロイン」応募作です。 時は西暦二〇二四年。世界は〈灰鉄色化事象〉に悩まされていた。そんな世界にあって、研究者を目指す少女・藤間未空は、用心棒の茂田一…

十九歳の少女リーズロッテ＝グレイムーンは、迷宮探索に同行する「同行魔術師」として生計を立てている。 彼女の今日の仕事は、紺髪の兄弟と〈ユクシアの森〉という迷宮に赴くことだった―…

神経性の盲目により、灰色の世界でしか生きたことのない主人公。しかし、運命の人物と出会った主人公は、ある日突然色が見えるようになる。 世界が灰色にしか見えない❝ ブラック❞ ❝ …

白魔女。それは魔法や薬草学で人々を救ったり、また人を苦しめる悪い魔女や魔物を退治する魔女の事。 お師匠の灰色帽子を愛用する、白魔女だけどちょっと灰色のカマラは、人々のために働いた…

モブな僕はこんな世の中に辟易として、この世からおさらばする道を選んだのに上手くいかず、病院に運ばれて助かる事になったんだ。だけど、何故かそこでチップのような物を頭に埋め込まれたら…

いつからか、空から灰色の雪が降り始めた。 音もなく降り注ぐ雪は、静かに街を覆い隠す。 街の建物も、中で寝ていた人たちも、みんなみんな灰色に染まっていく中。 1人の少女だけは…

ボクを見る目が怖かった。人とほんの少し違うだけで除外されてしまうこんな世の中が大嫌いだった。 だから必要のない眼鏡の奥に隠した。自分の大嫌いな目を。 夏休みに差し掛かり、バンド…

｢褪色病｣ 私の親友から、色を奪った色覚異常の1種。 緩やかに灰色になっていく世界で、一体彼女は何を見ているのだろう？