「ときどき」を含む小説

　間違えてブラック企業に入社してしまった可哀想なプロ社畜、黒崎。 　ここがブラック企業とはつゆ知らず入社した全力エリート社畜、山田。 　プロの経験とピュアすぎるエネルギーで、二…

ダークウェブ上にある『死期予言掲示板』。 ここに書き込まれる依頼を受けて、ルカとジロの二人組は人を殺しては、報酬を受け取って暮らしている。 武闘派実行犯のルカと、頭脳派計画係のジ…

国民全員にアルカナカードが配られ、大アルカナには貴族階級への昇格が、小アルカナには平民としての屈辱が与えられる階級社会を形成していた。 その中で唯一除外される大アルカナが存在し…

ときどき、日常から脱したくなる　息が詰まりそうになる そういうとき、あなたはどうしますか？ ４０字×４０行で書くショートショート２２作品目 １００作品まで頑張ります！

初めてのシーシャは君の香りがした。 冬の始まりに海の見える田舎町まで。 失くした恋を追いかけてく小さな旅。 全4話。

しゃぼん玉が街中に浮かぶ。 きょうの天気は晴れ、ときどきしゃぼん。 このしゃぼん玉は太平洋と大西洋のそれぞれ真ん中にある人工島から空に上がり、世界中に流れてくる。 第40回「2…

ある世界に一人の青年がいた。その青年は黒い焔を操る魔導士だった。だがしかしその青年はヘタレだった。これ以上のヘタレがいるのかと疑うばかりにヘタレだった。だがその青年は無自覚戦闘狂…

昔から物忘れがひどかった。ぽろぽろと忘れてしまうものだから、今ではそういうものだと受け入れている。 しかしときどき、ふとしたときに思い出すこともある。 いつだって、なんで今更、と…

山口県の田舎に住む高校二年生 後安 郎英──ごあ ろうえい──は、親同士が仲の良いお隣さんな幼なじみの柳楽 美咲花──なぎら みさか──とは学校では少し距離を置かれつつも家で…

ある日ある朝、尻尾が生えた。しかも五本。 そこから始まるお話です。 （この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。自サイト、arcadia、小説家に…

2022年も続きます。 日付がタイトルになった日記風の短いお話です。 ストーリーはあったりなかったりします。 基本的に、タイトルの日付の日に書きます。 全体通してのストー…

「死んでくれればいいのに」 十七歳になる年。リリアーヌ・ジェセニアは大好きだった婚約者クラウス・ベリサリオ公爵令息にそう言われて見捨てられた。 そうしてたぶん一度目の人生を終…

ときどき思いついたように書きます

幼馴染がヤンデレだと知った時には、すでに遅かった。 高校生になってしばらく経った頃、栗原美琴は、幼稚園からの幼馴染である沢辺麻璃亜がいわゆるヤンデレであることを知る。 しかし、…

拝啓、私はいま、猫の国にいます 　猫をかばって交通事故に遭ったＯＬ 和多々比三華　……通称ミケは、猫たちが暮らす異世界に転移していた。 　そこはまるで御伽の国だった。森にはキャ…

四月――。 無事、高校二年生になった風見良太（かざみりょうた）。 そんな良太は人よりモテるけれど、だからと言って特別何があるわけではない、どこにでもいるような普通の男子高校生。…

長月市にあるごくごく普通の公立の進学校、月原高校。 そこでとあるささやかな事件が勃発した――オカルト研究会の爆誕であった。 元柔道部の最強娘陽田里佳、学校内外の女性が大好きなイケ…

神沼高校文芸同好会代表の高町みゆきは悩んでいた。ダンジョンを舞台にした小説を書いているにも関わらず、実際にダンジョンに潜ったことがないからだ。「これでは作品にリアリティが生まれな…

アラビアンな世界観、砂漠の国の少年たちの物語。 オアシスのスラム街に暮らすアキムは『カナンバブル』という集団に属している。 ある日、そのカナンバブルに依頼が舞い込む。 誘拐された…

タカユキは小説投稿サイト〈カキヨム〉でSF小説を投稿する底辺作家である。 作品を投稿してもランキング上位に行くこともなく、くすぶる日々を送っていた。 そんな中、ある日突然彼の…